後場コメント No.1 AIT、バンクイノベ、PSS、識学、パンパシHD、石川製

2021/04/12(月) 15:04
★12:32  エーアイティー-後場急騰 21.2期営業益を上方修正 日用品など堅調
 エーアイテイー<9381.T>が後場急騰。同社は12日12時、21.2期通期の連結営業利益予想を従来の17.7億円から23.0億円(前期比46.0%増)に引き上げると発表した。アパレル製品の取扱いは低調だったが、日用品や生活雑貨、生活家電品などの取り扱いは堅調さを維持したことから、前回予想を上回る見通し。

★12:33  バンクオブイノベーション-後場買い気配 新規サービス「恋庭」 4月28日に配信決定
 バンク・オブ・イノベーション<4393.T>が後場買い気配。同社は12日12時19分、子会社であるバンク・オブ・インキュベーションの新規サービス「恋庭」について、4月28日に配信を開始すると発表した。
 
 当初は2月28日までに配信する予定であったが、一部不具合を改修するために3月1日~5月31日の間に配信開始日を変更していた。恋庭は、箱庭シミュレーションゲームとマッチング要素を融合した、新規性のある「心でつながる」マッチングサービスだとしている。

★12:35  PSS-後場下げ幅縮小 全自動PCR検査装置向け新型コロナ変異型用研究試薬を発売
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が後場下げ幅縮小。同社は12日11時38分、提携先である仏エリテック製の新型コロナウィルス変異検出用試薬「SARS-CoV-2 Variants ELITeMGB Kit」および「SARS-CoV-2 Variants- ELITe Positive Control」を発売すると発表した。

 上記の試薬は、同社が販売する全自動PCR検査装置「ジーンリード エイト」と「エリート インジーニアス」に対応しており、新たに検体採取を行うことなく、迅速に変異検出の再検査を行うことが可能としている。

★12:43  識学-反落 組織コンサルティング事業の英語版サービス提供開始
 識学<7049.T>が反落。同社は12日、組織コンサルティング事業について英語版サービスの提供を開始すると発表した。英語版サービスを提供することで、より多くの人々へ識学を広めることができ、識学の有益性を証明することにつながるとしている。なお、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:47  パンパシHD-続落 3月度の既存店売上高2%減
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が続落。同社は9日、3月度の国内リテール事業における既存店売上高は前年同月比2.4%減だったと発表した。前月比では3.7ポイント改善した。客数は前年同月比5.7%減、客単価は同3.5%上昇となった。

 3月3週目までは前年並みに推移したものの、前年は外出自粛の強まりを受けて食品の買い溜めが進んだこともあり、25日以降は反動の影響が大きくなったとした。

★12:57  石川製作所-大幅高 北朝鮮 弾道ミサイル搭載できる潜水艦を建造終了と伝わる
 石川製作所<6208.T>が大幅高。NHKは12日12時15分、韓国メディアの連合ニュースを引用するかたちで、北朝鮮はSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを搭載できる潜水艦の建造を終えたとみられると報じた。

 報道によれば、北朝鮮が、東部のシンポ(新浦)にある造船所で3000トン級の潜水艦の建造作業を終え、進水の時期を検討しているもよう。韓国国防省は「動向を注視している」としている。

 報道を受け、地政学リスクの高まりが意識されたことから、同社や細谷火工<4274.T>など、防衛関連銘柄に買いが入っている。


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