前場コメント No.1 マネフォワ-ド、東芝、Sansan、Jフロント、パソナG、吉野家

2021/04/14(水) 11:31
★9:02  マネーフォワード-買い気配 1Q営業損益8000万円の黒字 通期計画を超過
 マネーフォワード<3994.T>が買い気配。同社は13日、21.11期1Q(12-2月)の連結営業損益が8000万円の黒字(前年同期は6.3億円の赤字)だったと発表した。営業黒字に浮上。通期の会社計画を超過した。

 Businessドメインのセグメント売上高が前年同期比51%増と高成長をけん引した。大型マーケティング投資を実行した前4Q比で広告宣伝費が減少したことも営業黒字につながった。

★9:02  東芝-買い気配 車谷社長が辞任 後任に綱川会長復帰と報じられる
 東芝<6502.T>が買い気配。同社の車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)が14日付で辞任し、綱川智会長が後任として復帰することが分かったと各紙で報じられた。

 14日付の日本経済新聞朝刊によれば、14日に開く取締役会で、車谷氏が辞任を表明するという。アクティビスト(物言う株主)との対立が深まっていたことから、指名委員会も交代を促していたようだ。英ファンドから買収提案を受けるなど同社の経営は迷走しており、経営再建には一定のめどがたったこともあって、これ以上の混乱をさけるとしている。

 上記内容の報道について、同社は14日8時45分、CEO交代に関する報道は同社が発表したものではなく、代表執行役の人事についてはきょう開催の取締役会にて審議をする予定とコメントした。

 なお、株価は米KKRと加ブルックフィールドが同社への買収提案を計画していると伝わったこともあり、買い気配となっている。

★9:02  東芝-買い気配 米KKRと加ブルックフィールド 同社への買収提案を計画と伝わる
 東芝<6502.T>が買い気配。ブルームバーグは14日2時45分、米プライベートエクイティー投資会社のKKRが同社への買収提案を検討していると報じた。

 記事によれば、KKRが検討中の買収案はCVCキャピタル・パートナーズが既に提示している210億ドル(約2兆2900億円)の案を上回る可能性が高いという。また、事情に詳しい別の関係者によれば、カナダの投資会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントも、同社への買収案提示に向けて検討の予備段階にあるとしている。

★9:03  Sansan-反発 3Q累計営業益4.2倍 売上高は22%増
 Sansan<4443.T>が反発。同社は13日、21.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益が8.2億円(前年同期比4.2倍)だったと発表した。同売上高は117.5億円(同21.5%増)だった。

 2020年5月よりサービス提供を開始したクラウド請求書受領サービス「Bill One」の成長実現に向け、営業体制の強化やテレビCMを中心とした広告宣伝活動などを行った結果、販管費が前年同期比17.0%増加した。

 四半期ベースでは3Q(12-2月)の連結営業利益は1.4億円となり、2Q(9-11月)の4.9億円を下回った。一方、3Qの同売上高は41.2億円となり、2Qの同39.7億円を上回った。

★9:03  Jフロント-急落 今期最終黒字40億円見込む 前期は262億円の赤字
 J.フロント リテイリング<3086.T>が急落。同社は13日、22.2期通期の連結純損益予想(IFRS)は40億円の黒字(前期は262億円の赤字)、年間配当予想は29円(前期は27円)と発表した。市場コンセンサスは149億円の黒字。

 21.2期通期の連結純損益は262億円の赤字(前の期は213億円の黒字)だった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、中核の百貨店事業において国内消費・インバウンド消費がともに低迷した。店舗閉鎖や減損なども響いた。

★9:04  パソナG-買い気配 通期営業益予想を上方修正 3Q累計は2.5倍
 パソナグループ<2168.T>が買い気配。同社は13日、21.5期通期の連結営業利益予想を従来の150億円から175億円(前期比65.4%増)に、期末配当予想を19円から30円(前期末は19円)に引き上げると発表した。

 企業やパブリックセクターからのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスのニーズが伸長したほか、再就職支援事業の利用も拡大した。これらの需要が引き続き堅調に推移していることもあり、見通しを引き上げた。

 21.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は145億円(前年同期比2.5倍)だった。

★9:04  吉野家HD-3日ぶり反発 今期営業黒字27億円見込む 前期は53億円の赤字
 吉野家ホールディングス<9861.T>が3日ぶり反発。同社は13日、22.2期通期の連結営業損益予想は27.0億円の黒字(前期は53.4億円の赤字)、年間配当予想は未定(前期は無配)と発表した。市場コンセンサスは24.9億円の黒字。

 国内はワクチン接種が始まったこともあり、緩やかな回復基調になるものの感染拡大前の水準に回復することは困難と見込む。引き続き感染症対策を行いながら、各セグメントにおいて、店内飲食を獲得するための目的来店を促す商品導入や各種キャンペーンを積極的に展開するとしている。

 21.2期通期の連結営業損益は53.4億円の赤字(前の期は39.3億円の黒字)だった。アークミール社の株式譲渡による売上高減少に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大影響に伴い、グループ各社で店舗の休業・営業時間の短縮を実施したことなどが響いた。


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