前場コメント No.4 NITTOKU、TOA、エルテス、大日光、エスユーエス、エスクローAJ

2021/04/16(金) 11:33
★9:14  NITTOKU-CSが新規に「Outperform」 真の電動化恩恵銘柄
 NITTOKU<6145.T>が大幅反発。クレディ・スイス証券では、真の電動化恩恵銘柄、グローバルニッチトップと指摘。投資評価は新規に「Outperform」とし、目標株価は4400
円で設定した。

 車の電装化、FA、高度通信化を背景に、コイル製造需要は高水準での推移を見込んでいる。コイル製造機のグローバルニッチトップ企業として、今後の成長性に注目。巻線機のコア技術の深化、隣接市場でのビジネス創出が中期事業成長をけん引するという。他社協業での提案、モーター技術取り込みによる開発/受注活動などにより、システムンテグレーターとしての成長が進むと予想。コロナ影響下の21/3期を受注のボトムとした見極めを経て、中期的な成長に目を向ける局面とみている。

★9:15  TOA-大幅続伸 21.3期営業益予想を上方修正 国内売り上げが増加
 TOA<6809.T>が大幅続伸。同社は15日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の18億円から22.5億円(前の期比35.1%減)に上方修正すると発表した。国内の売り上げ増加や、鉄道車両向け売り上げの収益性改善などが寄与する。

★9:18  エルテス-大幅高 12地方公共団体の「スーパーシティ構想」において主要事業者に選定
 エルテス<3967.T>が大幅高。同社は15日、内閣府が2020年12月から行ってきた「スーパーシティ型国家戦略特区」対象地区への公募において、12地方公共団体から主要な事業者の候補として選定されたと発表した。

 データ利活用による地域の課題解決や持続的発展を可能にするために、デジタルリスクに強い安心・安全なDXを推し進め、それぞれの地方公共団体のスーパーシティ型国家戦略特別区域への指定に向けて、引き続き協力するとしている。

★9:21  大日光-ストップ高買い気配 帝京大学と宇宙工学分野で包括的連結協定
 大日光・エンジニアリング<6635.T>がストップ高買い気配。同社は15日、帝京大学との間で、宇宙工学関連を中心とした研究開発や新事業の創出、人材交流、人材育成、知的・物的資源の相互活用ならびに地域産業と地域社会の発展に寄与することを目的として包括的連携協定を締結したと発表した。

 現在、帝京大学理工学部航空宇宙工学科の宇宙システム研究会などが中心となって準備を進めており、2021年度中の打ち上げが予定されているJAXA革新的衛星技術実証2号機に搭載予定の人工衛星:TeikyoSat-4の電源供給回路の設計および製造などに同社が携わっているとしている。

★9:26  エスユーエス-急騰 上期最終益予想を上方修正 一転増益へ
 エスユーエス<6554.T>が急騰。同社は15日、21.9期上期(10-3月)の連結純利益予想を従来の2.0億円から2.5億円(前年同期比12.9%増)に上方修正すると発表した。従来予想7.8%減から一転して増益を見込む。売上高の増加に加え、賞与引当金を中心に再精査した結果、各利益が増加する見通し。雇用調整助成金を営業外収益として計上することも寄与する。

★9:40  エスクローAJ-東海東京が投資判断引き上げ エスクローサービスが伸長、不動産オークションが回復
 エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が反発。東海東京調査センターでは、エスクローサービスが伸長、不動産オークションが回復と指摘。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価は176円から298円に引き上げた。

 22/2期の予想は、売上高が36億円(前年比17.2%増)、営業利益が5.2億円(同5.7%増)、会社計画は上回ると予想。22/2期は、新業務オペレーションシステムのリリースやオペレーションセンターの新設等コスト増が想定されるも、エスクローサービス事業への需要増や不動産オークション事業の回復が牽引するとみている。23/2期は、コロナ禍の影響が一巡すれば、生産年齢人口の減少への対処が関心事になり、金融機関、建設、不動産、士業における省力化・合理化への取組みが加速、サービスを導入する動きが強まるとみている。


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