大引け概況-日経平均は小幅に3日続伸 HISなどレジャー株が大幅安
19日の日経平均は小幅に3日続伸。終値は2円高の29685円。米国株の上昇を受けても寄り付きは一桁の上昇にとどまり、序盤はマイナス転換から下を試す展開。しかし、一気に150円近く下げた後は持ち直し、前場のうちにプラス圏に浮上した。後場に入って早々には、上げ幅を3桁に広げて29800円台に到達。ただ、その後は値を消す流れとなり、14時過ぎには下げに転じた。強弱感が交錯する中、終盤はプラス圏とマイナス圏を行き来したが、大引けではかろうじてプラスを確保した。TOPIXはプラスを維持できず小幅に下落。マザーズ指数は上昇した。
東証1部の売買代金は概算で2兆0600億円。業種別では海運や金属製品、ゴム製品などが上昇している一方、空運や陸運、不動産などが下落した。業績好調で処理件数が増加したことなどを理由に、例年に比べて決算発表時期が遅くなる見込みであることを発表したJストリームが大幅高。半面、吉村大阪府知事が緊急事態宣言を政府に要請すると伝わったことから、HISやJAL、ANAなどレジャー関連株が軒並み大幅安となった。
日経平均
29685.37 +2.00
先物
29690 -40
TOPIX
1956.56 -4.31
出来高
9.1億株
売買代金
2.06兆円
騰落
上1000/下1094
日経ジャスダック平均
3957.12 +2.59
マザーズ指数
1257.16 +6.69
東証REIT指数
2046.67 -16.60
ドル円
108.54
ユーロ円
129.90
債券
0.08 -0.005
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