前場コメント No.1 日本郵政、楽天G、アイモバイル、東芝、マクアケ、ソフトバンクG

2021/04/21(水) 11:32
★9:01  日本郵政-売り気配 21.3期に特損700億円計上へ 豪州の物流部門売却で=日経
 日本郵政<6178.T>が売り気配。21日付の日本経済新聞朝刊は、同社が傘下のオーストラリアの国際物流会社であるトール・ホールディングスについて、豪州国内などの物流部門を現地の投資ファンド「アレグロ」に売却する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、売却価格は10億円程度を見込むもよう。トールの数千億円の債務を同社グループが実質的に肩代わりすることなどに伴う減損損失で、21.3期の連結決算に700億円程度の特別損失を計上するとしている。きょうにも発表する予定。

★9:01  楽天G-売り気配 日米が同社を共同監視 中国への情報流出を警戒と報じられる
 楽天グループ<4755.T>が売り気配。共同通信は20日21時2分、日米両政府が、経済安全保障の観点から同社を共同で監視する方針を固めたことが20日分かったと報じた。

 記事によれば、中国IT大手テンセントの子会社が3月に大株主となったことで、日米の顧客情報がテンセントを通じて中国当局に筒抜けになる事態を警戒しているようだ。日本政府が外為法に基づいて楽天から定期的に聞き取り調査を行い、米当局と内容を共有することで、中国への情報流出リスクに連携して対処するとしている。

★9:02  アイモバイル-3日ぶり反発 通期営業益予想を上方修正 期末配当予想も5円増額
 アイモバイル<6535.T>が3日ぶり反発。同社は20日、21.8期通期の連結営業利益予想を従来の25億円から30億円(前期比33.6%増)に、期末配当予想を25円から30円(前期末は無配)に引き上げると発表した。ふるさと納税事業「ふるなび」での積極的な販促施策が奏功したことに加え、アプリ運営事業およびメディアソリューション事業も引き続き好調に推移したことが寄与した。

★9:02  東芝-売り気配 CVCから買収提案について検討を中断との書面を受領
 東芝<6502.T>が売り気配。同社は20日、CVCキャピタル・パートナーズから19日、非上場化を趣旨とする買収提案について「検討を中断する」との内容の書面を受け取ったと発表した。

 書面に対し、同社は「初期提案を評価することは不可能」とコメントしている。株価は買収提案を中断するとのCVC側の意向を受けて、売りが優勢となっている。

★9:03  マクアケ-売り気配 上期営業益74%減 テレビCMで販管費が増加
 マクアケ<4479.T>が売り気配。同社は20日、21.9期上期(10-3月)の営業利益が6300万円(前年同期比73.6%減)だったと発表した。同売上高は21.0億円(同87.2%増)だった。

 テレビコマーシャルの放映やテレビ番組等を通した露出の拡大を図ったことから、販管費が大幅に増加した。

★9:03  ソフトバンクG-4日続落 21.3期最終利益4兆円台後半 国内企業で過去最高=読売
 ソフトバンクグループ<9984.T>が4日続落。読売新聞オンラインは21日7時08分、21.3期の連結純利益(IFRS)が4兆円台後半になる見通しとなったと報じた。

 記事によれば、国内企業では過去最高となるもよう。世界的な株高を追い風に、投資先の新興企業の上場などで利益が押し上げられたようだ。20.3期の巨額赤字から一転、最高益を更新するとしている。


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