前場コメント No.4 ヤマシナ、リックソフト、イワブチ、フジクラ、吉野家HD、ブティックス
★9:14 ヤマシナ-急騰 21.3期営業益を上方修正 金属製品事業の販売が好調
ヤマシナ<5955.T>が急騰。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の3.8億円から5.1億円(前期比32.5%増)に引き上げると発表した。
経済活動が徐々に再開し金属製品事業の販売が想定より好調に推移したことなどから、前回予想を上回る見通し。
ヤマシナ<5955.T>が急騰。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の3.8億円から5.1億円(前期比32.5%増)に引き上げると発表した。
経済活動が徐々に再開し金属製品事業の販売が想定より好調に推移したことなどから、前回予想を上回る見通し。
★9:17 リックソフト-SBIが投資判断引き下げ 業績見通しの不透明感を考慮
リックソフト<4429.T>が大幅続落。SBI証券では、業績見通しの不透明感を考慮し、投資判断は「買い」→「中立」に、目標株価を5000円から3000円に引き下げた。
21.2期通期実績は、売上高44.3億円(YoY+44%)、営業利益6.0億円(YoY+50%)とSBI予想(売上高36.8億円、営業利益4.6億円)を上回ったが、好印象ではないという。コロナ禍の影響を受け前年同期比9%増収44%減益と不調だった上期(3-8月)から一転、下期(9-2月)は同78%増収179%増益であり、一見復調したようにも見える。しかしこれは、(1)3Qにおける、主力製品Atlassian以外の大型案件獲得(SBI推計約3.5億円)、(2)4Qにおける、Atlassian社のクラウド版移行促進策(サーバー版の値上げ・更新期限設など)に起因する前倒し案件の増加(SBI推計約5.0億円)―によるものと指摘。いずれも計画に織り込んでいなかった一過性要因であるとしている。
リックソフト<4429.T>が大幅続落。SBI証券では、業績見通しの不透明感を考慮し、投資判断は「買い」→「中立」に、目標株価を5000円から3000円に引き下げた。
21.2期通期実績は、売上高44.3億円(YoY+44%)、営業利益6.0億円(YoY+50%)とSBI予想(売上高36.8億円、営業利益4.6億円)を上回ったが、好印象ではないという。コロナ禍の影響を受け前年同期比9%増収44%減益と不調だった上期(3-8月)から一転、下期(9-2月)は同78%増収179%増益であり、一見復調したようにも見える。しかしこれは、(1)3Qにおける、主力製品Atlassian以外の大型案件獲得(SBI推計約3.5億円)、(2)4Qにおける、Atlassian社のクラウド版移行促進策(サーバー版の値上げ・更新期限設など)に起因する前倒し案件の増加(SBI推計約5.0億円)―によるものと指摘。いずれも計画に織り込んでいなかった一過性要因であるとしている。
★9:18 イワブチ-急騰 21.3期営業益を上方修正 年金運用で退職給付費用減
イワブチ<5983.T>が急騰。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の4.2億円から6.9億円(前期比52.0%増)に引き上げると発表した。
年金資産の運用環境が改善したことにより退職給付費用が減少したことから、前回予想を上回る見通し。
イワブチ<5983.T>が急騰。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の4.2億円から6.9億円(前期比52.0%増)に引き上げると発表した。
年金資産の運用環境が改善したことにより退職給付費用が減少したことから、前回予想を上回る見通し。
★9:20 フジクラ-東海東京が新規に「Neutral」 構造改革による中期的な収益底上げを見込む
フジクラ<5803.T>が軟調。東海東京調査センターでは、構造改革による中期的な収益底上げを見込む。レーティングは新規に「Neutral」とし、目標株価は550円に設定した。
21/3期3Q累計営業利益は前年比2.0倍の173億円。主な増益要因は、固定費削減による費用圧縮、超多芯光ケーブルの拡販、巣ごもり需要によるエレクロニクスの好調などがあるという。東海東京では、21/3期通期営業利益を前年比5.5倍の185億円と予想。22/3期通期営業利益は前年比27%増の234億円と予想している。固定費削減の寄与、データセンター向けでの超多芯光ケーブルの販売増、前年のタイバーツ安の反動などが利益を押し上げるとみている。
フジクラ<5803.T>が軟調。東海東京調査センターでは、構造改革による中期的な収益底上げを見込む。レーティングは新規に「Neutral」とし、目標株価は550円に設定した。
21/3期3Q累計営業利益は前年比2.0倍の173億円。主な増益要因は、固定費削減による費用圧縮、超多芯光ケーブルの拡販、巣ごもり需要によるエレクロニクスの好調などがあるという。東海東京では、21/3期通期営業利益を前年比5.5倍の185億円と予想。22/3期通期営業利益は前年比27%増の234億円と予想している。固定費削減の寄与、データセンター向けでの超多芯光ケーブルの販売増、前年のタイバーツ安の反動などが利益を押し上げるとみている。
★9:21 吉野家HD-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 海外事業の拡大に期待
吉野家ホールディングス<9861.T>が底堅い。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、海外事業の拡大に期待。レーティングは「Hold」を継続、目標株価は2100円→2200円に引き上げた。
営業利益予想減額の要因は収益性改善の度合いを修正したものとしながらも、コロナ禍における損益分岐点比率引き下げ効果は着実にでているという。一方、国内吉野家既存店売上は21/2期が前期比8.5%減。他の外食比較では落ち込みはそれほど大きくはないが、同業と比較するとやや相対的な弱さを感じると指摘。20/2期既存売上が同6.7%増と牛丼超特盛導入等に代表されるマーケティング成功によって好調だったことの反動減の影響はあるとみている。今後の海外における出店拡大に注目している。
吉野家ホールディングス<9861.T>が底堅い。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、海外事業の拡大に期待。レーティングは「Hold」を継続、目標株価は2100円→2200円に引き上げた。
営業利益予想減額の要因は収益性改善の度合いを修正したものとしながらも、コロナ禍における損益分岐点比率引き下げ効果は着実にでているという。一方、国内吉野家既存店売上は21/2期が前期比8.5%減。他の外食比較では落ち込みはそれほど大きくはないが、同業と比較するとやや相対的な弱さを感じると指摘。20/2期既存売上が同6.7%増と牛丼超特盛導入等に代表されるマーケティング成功によって好調だったことの反動減の影響はあるとみている。今後の海外における出店拡大に注目している。
★9:32 ブティックス-急騰 21.3期営業益を上方修正 M&A事業など堅調
ブティックス<9272.T>が急騰。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.2億円から2.8億円(前期比49.7%増)に引き上げると発表した。
M&A仲介事業において、21.3期中成約が不確実であった複数の案件が成約したことなどから、前回予想を上回る見通し。
ブティックス<9272.T>が急騰。同社は20日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.2億円から2.8億円(前期比49.7%増)に引き上げると発表した。
M&A仲介事業において、21.3期中成約が不確実であった複数の案件が成約したことなどから、前回予想を上回る見通し。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ