後場コメント No.3 住友商、エプコ、住石HD、寿スピリッツ、USENNEXT、神栄

2021/04/21(水) 15:00
★13:22  住友商事-4日続落 船舶向けバッテリーシステムメーカーCorvus Energyと合弁設立
 住友商事<8053.T>が4日続落。同社は21日、船舶向けバッテリーシステムの製造・販売を手掛けるノルウェーのCorvus Energy Holdingと共同で、日本市場においてESSの販売・メンテナンスを行うSumisho Corvus Energyを設立する合弁契約を締結したと発表した。

 新たに設立するSumisho Corvus Energyは、Corvus Energy製ESSの販売に加え、契約後のテクニカルサポートも行い、船舶トレード事業や保有船事業などを通じて培った顧客ネットワークを生かして、内航・外航に関わらず営業活動を推進するとしている。

★13:24  エプコ-底堅い 3月度の売上高18%増 住宅メンテ堅調
 エプコ<2311.T>が底堅い。同社は20日、3月度の売上高は4億5600万円(前年同月比18%増)だったと発表した。 セグメント別では、H-M事業が住宅のメンテナンスサービスでストック型ビジネスであることからコロナの影響を受けにくく、ハウスメーカーの住宅引き渡し戸数の増加に応じて堅調に推移した。

★13:39  住石HD-大幅高 佐賀大による新動作原理のダイヤモンド半導体パワーデバイス作製成功を材料視か
 住石ホールディングス<1514.T>が大幅高。佐賀大学が20日、新動作原理による次世代の究極のパワー半導体ダイヤモンド半導体デバイスを作製し、世界最高水準の出力電力を得ることができたと発表したことが材料視されているようだ。

 ダイヤモンド半導体デバイスにより、エネルギーの利用効率を高め、カーボンニュートラルの実現とともに、通信量の膨大化により開発が急がれるBeyond 5G基地局からの出力の飛躍的向上や、未だ真空管が使用されている通信衛星の半導体化が実現できるようになることが期待されるとしている。

 同社は人口ダイヤ関連事業を手がけており、需要が増加するとの見方から買いが優勢となっている。

★13:45  亀田製菓-底堅い 揚げせんべい「無限エビ」 発売1週間で100万袋出荷
 亀田製菓<2220.T>が底堅い。同社は21日、2月22日から全国で発売した揚げせんべい「無限エビ」が、発売1週間で100万袋を突破したと発表した。当初、2月は84万袋の出荷計画であったが、「無限エビ」のネーミングや味が話題となり、SNSで食べ方をアレンジをする人が続出したことも拍車をかけた。

★14:13  USENNEXT-3日続落 グルメメディア「ヒトサラ」と「Instagram」が飲食予約で連携
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418.T>が3日続落。同社は21日、グループ会社のUSEN Mediaが「Instagram」と連携し、「Instagram」から直接、USEN Mediaが提供する料理人掲載グルメメディア「ヒトサラ」の加盟店の予約を可能にするサービスを開始することを発表した。

 「ヒトサラ」に掲載している加盟店は、29日から同機能を利用できるようになるとしている。なお、株価は地合いに連れ安している。

★14:14  神栄-後場急騰 21.3期営業益を上方修正 空気清浄機向けセンサーが好調
 神栄<3004.T>が後場急騰。同社は21日14時、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の6.5億円から7.8億円(前期比2.2倍)に引き上げると発表した。

 食品関連において冷凍食品分野の販売量の落ち込み幅を抑えられたことに加え、電子関連において空気清浄機向けホコリセンサーの受注が計画より好調だったことから、前回予想を上回る見通し。


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