後場コメント No.4 HOYA、セブン工、エフピコ、三井物、ダイビル、京成
★13:44 HOYA-後場下げ幅拡大 21.3期最終益10%増も材料出尽くし
HOYA<7741.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日13時30分、21.3期通期の連結純利益(IFRS)は1254億円(前の期比9.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1252億円。
ライフケア事業については、小売店の閉店などによりヘルスケア関連製品のメガネレンズとコンタクトレンズとも落ち込んだ。一方、エレクトロニクス関連製品では半導体用マスクブランクスが大幅な増収となった。原材料費や人件費などの減少も寄与した。
22.3期の連結業績予想については、1Q決算発表時に上期業績予想を、3Q決算発表時に通期業績予想を公表するとしている。
なお、21.3期の着地がコンセンサス並みであったこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。株価は一時3%超下落する場面もみられた。
HOYA<7741.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日13時30分、21.3期通期の連結純利益(IFRS)は1254億円(前の期比9.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1252億円。
ライフケア事業については、小売店の閉店などによりヘルスケア関連製品のメガネレンズとコンタクトレンズとも落ち込んだ。一方、エレクトロニクス関連製品では半導体用マスクブランクスが大幅な増収となった。原材料費や人件費などの減少も寄与した。
22.3期の連結業績予想については、1Q決算発表時に上期業績予想を、3Q決算発表時に通期業績予想を公表するとしている。
なお、21.3期の着地がコンセンサス並みであったこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。株価は一時3%超下落する場面もみられた。
★14:01 セブン工業-後場急落 今期営業益43%増見込むも材料出尽くし
セブン工業<7896.T>が後場急落。同社は30日13時20分、22.3期通期の連結営業利益予想を2.3億円(前期比43.4%増)だったと発表した。
木材価格の高騰が懸念されるなか、コスト競争力を高める施策を講じるとしている。
21.3期通期の連結営業利益は1.6億円(前の期比60.7%減)だった。事前に発表した上方修正どおりの水準で着地した。
株価は木材高騰による業績拡大期待から足もと高騰しており、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
セブン工業<7896.T>が後場急落。同社は30日13時20分、22.3期通期の連結営業利益予想を2.3億円(前期比43.4%増)だったと発表した。
木材価格の高騰が懸念されるなか、コスト競争力を高める施策を講じるとしている。
21.3期通期の連結営業利益は1.6億円(前の期比60.7%減)だった。事前に発表した上方修正どおりの水準で着地した。
株価は木材高騰による業績拡大期待から足もと高騰しており、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
★14:12 エフピコ-大幅安 今期営業益5%増見込むも材料出尽くし
エフピコ<7947.T>が大幅安。同社は30日、22.3期通期の連結営業利益予想は196億円(前期比4.5%増)、年間配当予想は47円と発表した。市場コンセンサスは197億円。
今後成長が見込まれるマーケットとして、病院介護食市場や冷凍食品市場への事業展開を図る。主原料であるポリスチレン価格およびPET価格が上昇傾向にあるため、引き続き動向を注視するとしている。
21.3期通期の連結営業利益は188億円(前の期比21.0%増)だった。巣ごもり消費に伴う、容器など製品販売量の増加、飲食店におけるテイクアウト・デリバリーの市場拡大、積水ヒノマルからの事業譲受や、販売数量増加に伴う各部門の改善効果などが寄与した。
なお、今期の利益成長率見通しが前期と比べて鈍化することもあり、株価は材料出尽くしで売られている。
エフピコ<7947.T>が大幅安。同社は30日、22.3期通期の連結営業利益予想は196億円(前期比4.5%増)、年間配当予想は47円と発表した。市場コンセンサスは197億円。
今後成長が見込まれるマーケットとして、病院介護食市場や冷凍食品市場への事業展開を図る。主原料であるポリスチレン価格およびPET価格が上昇傾向にあるため、引き続き動向を注視するとしている。
21.3期通期の連結営業利益は188億円(前の期比21.0%増)だった。巣ごもり消費に伴う、容器など製品販売量の増加、飲食店におけるテイクアウト・デリバリーの市場拡大、積水ヒノマルからの事業譲受や、販売数量増加に伴う各部門の改善効果などが寄与した。
なお、今期の利益成長率見通しが前期と比べて鈍化することもあり、株価は材料出尽くしで売られている。
★14:15 三井物産-後場急騰 今期最終益37%増見込む 市場コンセンサス上回る
三井物産<8031.T>が後場急騰。同社は30日14時、22.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を4600億円(前期比37.1%増)だと発表した。市場コンセンサスは4418億円。
前期に減損損失を計上した金属資源セグメント、機械・インフラセグメントおよびエネルギーセグメントで、反動を見込む。また、新型コロナウイルス感染症による需要の減退や稼働率低下が見られた鉄鋼製品セグメントや生活産業セグメントにおいても回復を見込んでいる。
21.3期通期の連結純利益は3355億円(前の期比14.3%減)だった。新型コロナの影響を受け、エネルギー関連などが低調だった。
三井物産<8031.T>が後場急騰。同社は30日14時、22.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を4600億円(前期比37.1%増)だと発表した。市場コンセンサスは4418億円。
前期に減損損失を計上した金属資源セグメント、機械・インフラセグメントおよびエネルギーセグメントで、反動を見込む。また、新型コロナウイルス感染症による需要の減退や稼働率低下が見られた鉄鋼製品セグメントや生活産業セグメントにおいても回復を見込んでいる。
21.3期通期の連結純利益は3355億円(前の期比14.3%減)だった。新型コロナの影響を受け、エネルギー関連などが低調だった。
★14:15 三井物産-後場急騰 3000万株・500億円を上限に自社株買い 割合は1.8%
三井物産<8031.T>が後場急騰。同社30日14時、3000万株・500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月6日~6月23日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.8%となる。
三井物産<8031.T>が後場急騰。同社30日14時、3000万株・500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月6日~6月23日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.8%となる。
★14:19 ダイビル-後場下げ幅拡大 今期経常益14%減見込む 前期は8%増
ダイビル<8806.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日14時、22.3期通期の連結経常利益予想は100億円(前期比14.3%減)、年間配当予想は21円(前期は22円)と発表した。
既存ビルにおいて安定した収益を見込むものの、建て替え予定である御堂筋ダイビル・八重洲ダイビルの閉館に伴う減収に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を折り込んだ。
21.3期通期の連結純利益は117億円(前の期比7.5%増)だった。主力の土地建物賃貸事業について、「BiTO AKIBA」や「ダイビルPIVOT」などの収益により堅調推移となったことなどが寄与した。
ダイビル<8806.T>が後場下げ幅拡大。同社は30日14時、22.3期通期の連結経常利益予想は100億円(前期比14.3%減)、年間配当予想は21円(前期は22円)と発表した。
既存ビルにおいて安定した収益を見込むものの、建て替え予定である御堂筋ダイビル・八重洲ダイビルの閉館に伴う減収に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を折り込んだ。
21.3期通期の連結純利益は117億円(前の期比7.5%増)だった。主力の土地建物賃貸事業について、「BiTO AKIBA」や「ダイビルPIVOT」などの収益により堅調推移となったことなどが寄与した。
★14:35 京成電鉄-3日ぶり反発 前期最終赤字303億円 運輸、流通事業など低調
京成電鉄<9009.T>が3日ぶり反発。同社は30日14時20分、21.3期通期の連結純損益が302.9億円の赤字(前の期は301.1億円の黒字)だったと発表した。
新型コロナの影響を受け、運輸事業、流通事業などが低調だった。
なお、22.3期通期の業績予想は未定とした。株価はブラス圏で推移する中、発表後には上げ幅をやや縮めたものの、悪材料は織り込み済みでネガティブな反応は限られている。
京成電鉄<9009.T>が3日ぶり反発。同社は30日14時20分、21.3期通期の連結純損益が302.9億円の赤字(前の期は301.1億円の黒字)だったと発表した。
新型コロナの影響を受け、運輸事業、流通事業などが低調だった。
なお、22.3期通期の業績予想は未定とした。株価はブラス圏で推移する中、発表後には上げ幅をやや縮めたものの、悪材料は織り込み済みでネガティブな反応は限られている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ