前場コメント No.5 九州電、京王、KADOKAWA、SGHD、アルプスアル、日本製鉄
★9:09 九州電力-反発 今期営業益1000億円見込む 原子力発電所の稼働増で燃料費減の計画
九州電力<9508.T>が反発。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想を1000億円だと発表した。市場コンセンサスは935億円。なお、今期より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、対前期増減率については記載していない。
国内電気事業において、原子力発電所の稼働増による燃料費の減少などを見込んでいる。
21.3期通期の連結営業利益は774億円(前の期比21.3%増)だった。小売販売電力量が前の期比2.7%増となったほか、卸売販売電力量は41.9%増となった。卸売販売収入や再エネ特措法交付金が増加したことことが寄与した。
九州電力<9508.T>が反発。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想を1000億円だと発表した。市場コンセンサスは935億円。なお、今期より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、対前期増減率については記載していない。
国内電気事業において、原子力発電所の稼働増による燃料費の減少などを見込んでいる。
21.3期通期の連結営業利益は774億円(前の期比21.3%増)だった。小売販売電力量が前の期比2.7%増となったほか、卸売販売電力量は41.9%増となった。卸売販売収入や再エネ特措法交付金が増加したことことが寄与した。
★9:09 京王電鉄-続伸 今期最終益71億円見込む 前期は275億円の赤字
京王電鉄<9008.T>が続伸。同社は4月30日、22.3期通期の連結純利益予想を71.0億円だと発表した。市場コンセンサスは66.3億円。なお、今期より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、対前期増減率については記載していない。
鉄道輸送人員および国内需要(百貨店業やホテル業など)は、新型コロナウイルス感染拡大前の15%~20%減を想定している。
21.3期通期の連結純損益は275.2億円の赤字(前の期は178.8億円の黒字)だった。運輸事業、百貨店事業などで新型コロナの影響を受けた。
京王電鉄<9008.T>が続伸。同社は4月30日、22.3期通期の連結純利益予想を71.0億円だと発表した。市場コンセンサスは66.3億円。なお、今期より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、対前期増減率については記載していない。
鉄道輸送人員および国内需要(百貨店業やホテル業など)は、新型コロナウイルス感染拡大前の15%~20%減を想定している。
21.3期通期の連結純損益は275.2億円の赤字(前の期は178.8億円の黒字)だった。運輸事業、百貨店事業などで新型コロナの影響を受けた。
★9:10 KADOKAWA-売り気配 今期営業益100億円~140億円見込む 前期は136億円
KADOKAWA<9468.T>が売り気配。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想は100億円~140億円、年間配当予想は50円(前期は50円)と発表した。今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、前年比較はできない。市場コンセンサスは150億円。
21.3期通期の連結営業利益は136億円(前の期比68.5%増)だった。出版事業は電子書籍・電子雑誌市場が伸長していることに加え、積極的なマーケティング施策により引き続き好調に推移した。ゲーム事業が大きく伸びたことも寄与した。
なお、株価はコンセンサスを下回ったこともあり、失望売りが優勢となっている。
KADOKAWA<9468.T>が売り気配。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想は100億円~140億円、年間配当予想は50円(前期は50円)と発表した。今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、前年比較はできない。市場コンセンサスは150億円。
21.3期通期の連結営業利益は136億円(前の期比68.5%増)だった。出版事業は電子書籍・電子雑誌市場が伸長していることに加え、積極的なマーケティング施策により引き続き好調に推移した。ゲーム事業が大きく伸びたことも寄与した。
なお、株価はコンセンサスを下回ったこともあり、失望売りが優勢となっている。
★9:11 SGHD-もみ合い 今期営業益1070億円見込む 前期は35%増の1017億円
SGホールディングス<9143.T>がもみ合い。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想を1070億円だと発表した。市場コンセンサスは1080億円。なお、今期より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、対前期増減率については記載していない。
21.3期通期の連結営業利益は1017億円(前の期比34.8%増)だった。外出自粛に端を発した巣ごもり消費、テレワークの推進など企業による働き方の変化および消費者のライフスタイルの変化によりEC市場が急速に拡大し、宅配便の取扱個数が増加した。
また、21.3期の期末配当予想を16円から17円(前の期は株式分割をそ及適用し11円)に修正すると発表した。
SGホールディングス<9143.T>がもみ合い。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想を1070億円だと発表した。市場コンセンサスは1080億円。なお、今期より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、対前期増減率については記載していない。
21.3期通期の連結営業利益は1017億円(前の期比34.8%増)だった。外出自粛に端を発した巣ごもり消費、テレワークの推進など企業による働き方の変化および消費者のライフスタイルの変化によりEC市場が急速に拡大し、宅配便の取扱個数が増加した。
また、21.3期の期末配当予想を16円から17円(前の期は株式分割をそ及適用し11円)に修正すると発表した。
★9:12 アルプスアルパイン-反落 今期営業益2.1倍見込むも市場コンセンサス下回る
アルプスアルパイン<6770.T>が反落。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想を280.0億円(前期比2.1倍)だと発表した。市場コンセンサスは346.7億円。
電子部品事業において、車載情報機器事業との統合シナジーにより生まれた「デジタルキャビン」製品群の開発活動に力を入れるとともに、スマートフォンの高機能化に対応した高付加価値領域の新製品開発を進めるとしている。
21.3期通期の連結営業利益は131.1億円(前の期比51.1%減)だった。新車販売台数の落ち込みが大きく影響し、車載市場向け各種製品が低調だった。
過去に製造・販売した自動車用部品の一部の製品に関連し、得意先で当該製品を組み込んだ自動車の品質不具合が発生したことから、当該品質不具合に伴う市場措置費用に関わる同社グループの負担金額68億円を特別損失として計上したことから、21.3期の純損益は38.4億円の赤字となった。
アルプスアルパイン<6770.T>が反落。同社は4月30日、22.3期通期の連結営業利益予想を280.0億円(前期比2.1倍)だと発表した。市場コンセンサスは346.7億円。
電子部品事業において、車載情報機器事業との統合シナジーにより生まれた「デジタルキャビン」製品群の開発活動に力を入れるとともに、スマートフォンの高機能化に対応した高付加価値領域の新製品開発を進めるとしている。
21.3期通期の連結営業利益は131.1億円(前の期比51.1%減)だった。新車販売台数の落ち込みが大きく影響し、車載市場向け各種製品が低調だった。
過去に製造・販売した自動車用部品の一部の製品に関連し、得意先で当該製品を組み込んだ自動車の品質不具合が発生したことから、当該品質不具合に伴う市場措置費用に関わる同社グループの負担金額68億円を特別損失として計上したことから、21.3期の純損益は38.4億円の赤字となった。
★9:12 日本製鉄-急騰 事業益が急回復 22.3期3000億円台も 鋼材需要戻る=日経
日本製鉄<5401.T>が急騰。1日付の日本経済新聞朝刊は。同社の22.3期の事業利益(IFRS)が前期会社推定の300億円から急回復し、3000億円台が視野に入りそうだと報じた。
事業利益は売上収益から売上原価、販管費、ならびにその他費用を控除し、持分法による投資利益及びその他収益を加えたもの。
記事によれば、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた鋼材需要の回復が追い風のようだ。高炉休止などのコスト削減策や、脱炭素をにらんだ中国の減産措置で需給が逼迫することも寄与するとしている。
日本製鉄<5401.T>が急騰。1日付の日本経済新聞朝刊は。同社の22.3期の事業利益(IFRS)が前期会社推定の300億円から急回復し、3000億円台が視野に入りそうだと報じた。
事業利益は売上収益から売上原価、販管費、ならびにその他費用を控除し、持分法による投資利益及びその他収益を加えたもの。
記事によれば、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた鋼材需要の回復が追い風のようだ。高炉休止などのコスト削減策や、脱炭素をにらんだ中国の減産措置で需給が逼迫することも寄与するとしている。
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