前場コメント No.7 ナブテスコ、プロパティD、フライトHD、トライアイズ、サンキャピタル、インフォマート

2021/05/06(木) 11:32
★9:16  ナブテスコ-反発 1Q営業益19%減も市場コンセンサス上回る
 ナブテスコ<6268.T>が反発。同社は4月30日、21.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)が66.6億円(前年同期比18.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは65.7億円。

 新型コロナウイルスによる世界的な移動制限の影響を受け、航空機器、鉄道車両用機器では売上高が減少した。産業用ロボット向け精密減速機は好調に推移したことに加え、中国での建設機械向け油圧機器も好調を維持した。

 また、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>の持分法適用除外に伴う評価益などを計上したことから、同純利益は800.6億円(前年同期比15.7倍)となった。

★9:17  プロパティデータバンク-急落 今期最終益3%増見込むも成長鈍化を懸念
 プロパティデータバンク<4389.T>が急落。同社は4月30日、22.3期通期の純利益予想を3.6億円(前期比3.3%増)だと発表した。

 同社サービスは、「システムコストの大幅削減」や「テレワークとの高い親和性」などを背景に、コロナ禍において評価が高まっているが、新型コロナウイルス感染症拡大による経済への影響が更に深刻化した場合には、業績に影響を与える可能性があるとしている。
 
 21.3期通期の純利益は3.5億円(前の期比61.5%増)だった。不動産・施設の運用管理を支援するクラウドサービス「@プロパティ」サービスが伸長した。なお、株価は成長鈍化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:17  フライトHD-3日続落 21.3期営業損益を下方修正 大口案件の期ずれ影響
 フライトホールディングス<3753.T>が3日続落。同社は4月30日、21.3期通期の連結営業損益予想を従来の8000万円の赤字から2.5億円の赤字(前期は5.4億円の黒字)に引き下げると発表した。

 多機能モバイル決済端末Incredistの大口案件が、客先都合により当該売り上げを22.3期に計上することになったことから、前回予想を下回る見通し。

★9:18  トライアイズ-急落 1Q営業赤字2200万円 採算性低下で赤字転落
 トライアイズ<4840.T>が急落。同社は4月30日、21.12期1Q(1-3月)の連結営業損益が2200万円の赤字(前年同期は700万円の黒字)だったと発表した。

 建設コンサルタント事業における完成案件の長期化による採算性の低下およびファッションブランド事業における生産高・工場稼働率の低下が影響した。

★9:18  燦キャピタル-急落 新株および新株予約権で24億円調達 クラウドファンディング事業などに充てる
 燦キャピタルマネージメント<2134.T>が急落。同社は4月30日、TKコーポレーション(東京都港区)を割当先とした第三者割当により、新株式および第12回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。

 新株式の払込期日は5月20日。発行株数は943万4000株。発行価額は1株当たり53円。

 新株予約権の割当日は5月20日。発行総数は34万4828個(潜在株式数3448万2800株)行使価額は58円。

 差引手取概算額で合計23億7037万8661円を調達し、クラウドファンディング事業などに充当する。希薄化割合は合計で最大55.3%。

★9:19  インフォマート-3日ぶり反落 1Q営業益21%減 BtoBプラットフォーム受発注の利用減など響く
 インフォマート<2492.T>が反落。同社は4月30日、21.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は3.8億円(前年同期比20.8%減)だったと発表した。上期の会社計画3.3億円を上回る着地となった。

 BtoB-PF ES事業の「BtoBプラットフォーム 請求書」は、コロナ禍でのDX(デジタルトランスフォーメーション)化を受けて利用が伸びた。一方、BtoB-PF FOOD事業における「BtoBプラットフォーム 受発注」のシステム利用料が減少したことや、データセンター費の増加、人員補強による人件費増加などが響いた。


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