リコー-続伸 今期最終黒字354億円見込む 前期は327億円の赤字
リコー<7752.T>が続伸。同社は7日、22.3期通期の連結純損益予想(IFRS)は354億円の黒字(前期は327億円の赤字)、年間配当予想は26円(前期は15円)と発表した。市場コンセンサスは350億円。
国・地域によって回復状況の差はあるものの、1Q(4-6月)を底として、2Q(7-9月)以降に徐々に業績の回復が進む見込み。そのなかで、新たに開始する第20次中期経営計画に沿った戦略を推進するとしている。
21.3期通期の連結純損益は327億円の赤字(前の期は395億円の黒字)だった。オフィスプリンティング分野がコロナ禍での商談機会減少により落ち込んだほか、リコーリースを連結子会社から持分法適用会社に移行したことに伴う影響、商用印刷事業における減損の計上などが響いた。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ