前場コメント No.10 ソリトン、ソルクシーズ、日本ユニシス、野村不HD、テクマト、富士石油

2021/05/11(火) 11:37
★10:27  ソリトンシステムズ-大幅高 1Q営業益3.2倍 GIGAスクール特需が寄与
 ソリトンシステムズ<3040.T>が大幅高。同社は10日、21.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が9.7億円(前年同期比3.2倍)だったと発表した。

 「GIGAスクール構想」により、校内ネットワークに安定と安全を確保する「NetAttest EPS」や「NetAttest D3」、有害サイトへのアクセスを防止する「Soliton DNS Guard」の販売が好調だった。

★10:39  ソルクシーズ-大幅高 1Q営業益97%増 ソフトウェア開発事業が好調
 ソルクシーズ<4284.T>が大幅高。同社は10日、21.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は2.9億円(前年同期比97.0%増)だったと発表した。主業務であるソフトウェア開発事業が好調だった。

★10:48  日本ユニシス-CSが目標株価引き上げ サービス開発力を再評価する局面
 日本ユニシス<8056.T>が反落。クレディ・スイス証券では、サービス開発力を再評価する局面と指摘。投資評価は「Outperform」を継続、目標株価は4000円から4360円に引き上げた。

 22/3期営業利益を従来11億円増の295億円に増額修正。製造や金融など向け受注好調を織り込み、システムサービスやソフトウェアの粗利を増額したことが利益増の主因とした。同様に、23/3期営業利益を同4億円増の336億円に増額修正。ソフトウェア等の製品販売の増額に伴うミックス悪化影響を反映したため増額幅を小幅にとどめたものの、今後5年CAGRは13%と過去5年と同水準での利益成長が続くとの見方は変えてない。今後は、流通向け等でのDX案件の増加を背景に、再び手数料型ビジネスの成長が再加速することによって、成長性を再評価する見方が強まるとみている。


★10:49  野村不動産HD-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 日本、アジアの分譲マンションが好調
 野村不動産ホールディングス<3231.T>が小幅高。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、日本、アジアの分譲マンションが好調と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は2750円→3100円に引き上げた。

 日本とアジアの住宅分譲の利益成長、総還元性向40-50%の株主還元による継続的な資本効率向上により、総合不動産の中で投資対象として選好されると考えている。会社計画を踏まえ、事業利益予想を22/3期865億円(従来800億円、会社計画840億円)、23/3期900億円(従来880億円)に上方修正している。


★10:56  テクマトリックス-大幅安 今期営業益37億円見込む 前期はリモートワーク向け需要増で22%増
 テクマトリックス<3762.T>が大幅安。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を37.0億円だと発表した。なお、今期よりIFRSを任意適用するため、対前期増減率は記載していない。

 IFRS基準で21.3期決算の推定数値を算出した結果、売上高(売上収益)の前年比は106%、営業利益の前年比は102%と推定している。

 21.3期通期の連結営業利益は36.9億円(前の期比21.7%増)だった。リモートワークを支援するセキュリティ関連製品の需要が急増したことが寄与した。

 なお、株価は成長鈍化懸念から売りが優勢となっている。

★10:57  富士石油-大幅安 今期営業益62%減見込む 前期は黒字転換
 富士石油<5017.T>が大幅安。同社は10日、22.3期通期の連結営業利益予想は27億円(前期比62.0%減)と発表した。

 引き続きコロナ禍による石油需要の減少が見込むものの、原油価格の回復により増収を想定している。一方、利益面では大規模定期修理の影響や自家燃料費の増加が響く。

 21.3期通期の連結営業損益は71億円の黒字(前の期は287億円の赤字)だった。コロナ禍による需要減退があったものの、国内石油製品市況の回復などにより損益は改善した。


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