神戸製鋼所-続落 今期営業益予想81%増もコンセンサス下回る
神戸製鋼所<5406.T>が続落。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想は550億円(前期比80.9%増)と発表した。市場コンセンサスは646億円。
世界的な半導体不足に伴い一部の自動車メーカーが減産するなど需要動向における不確実性は高まっているものの、自動車や半導体分野向けの販売数量が増加を見込む。
21.3期通期の連結営業利益は304億円(前の期比3.1倍)だった。コロナ禍で販売数量が大きく減少したものの、鉄鋼アルミ、素形材、建設機械を中心に緊急収益改善を含むコスト削減に取り組んだこと、電力事業における真岡発電所の稼働や冬場の電力需給ひっ迫へ対応したことなどが寄与した。
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