前場コメント No.3 トプコン、武田、横河電、東急不ＨＤ、ベネッセＨＤ、バンナムＨＤ
★9:04 トプコン－買い気配 今期営業益52％増見込む 前期は23％増で着地
トプコン<7732.T>が買い気配。同社は11日に、22.3期通期の連結営業利益予想は100.0億円（前期比51.7％増）と発表した。市場コンセンサスは81.6億円。
エッセンシャルビジネスである建設・農業関連の需要はおう盛なインフラ投資・穀物相場の活況から底堅い成長が期待できる。一方、コロナワクチン接種遅延、感染再拡大に伴う行動制限や半導体不足による影響で先行き不透明な状況が続くとしている。
21.3期通期の連結営業利益は65.9億円（前の期比22.5％増）だった。通期の会社計画は40.0億円だったので着地は上振れた。エッセンシャルビジネス（必須事業）の強みおよび「with コロナ」という新常態との共生により、売り上げが伸長し、利益も拡大した。
トプコン<7732.T>が買い気配。同社は11日に、22.3期通期の連結営業利益予想は100.0億円（前期比51.7％増）と発表した。市場コンセンサスは81.6億円。
エッセンシャルビジネスである建設・農業関連の需要はおう盛なインフラ投資・穀物相場の活況から底堅い成長が期待できる。一方、コロナワクチン接種遅延、感染再拡大に伴う行動制限や半導体不足による影響で先行き不透明な状況が続くとしている。
21.3期通期の連結営業利益は65.9億円（前の期比22.5％増）だった。通期の会社計画は40.0億円だったので着地は上振れた。エッセンシャルビジネス（必須事業）の強みおよび「with コロナ」という新常態との共生により、売り上げが伸長し、利益も拡大した。
★9:05 武田薬品工業－続落 今期最終益34％減見込む 研究開発費など増加
武田薬品工業<4502.T>が続落。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を2500億円（前期比33.5％減）だと発表した。
革新的なパイプラインに投下する研究開発費を大幅に増加させるため、減益を計画している。
21.3期通期の連結純利益は3760億円（前の期比8.5倍）だった。武田コンシューマーヘルスケアの売却に伴う譲渡益を計上したことから、大幅な増益となった。
武田薬品工業<4502.T>が続落。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を2500億円（前期比33.5％減）だと発表した。
革新的なパイプラインに投下する研究開発費を大幅に増加させるため、減益を計画している。
21.3期通期の連結純利益は3760億円（前の期比8.5倍）だった。武田コンシューマーヘルスケアの売却に伴う譲渡益を計上したことから、大幅な増益となった。
★9:05 横河電機－売り気配 今期営業益21％減見込む 前期は11％減
横河電機<6841.T>が売り気配。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想は250億円（前期比20.9％減）、年間配当予想は34円（前期は34円）と発表した。市場コンセンサスは329億円。
受注残高が大幅に減少しており、売上高の回復には時間を要する想定。政府補助金の反動減および新事業関連などへの先行投資による費用増加なども見込む。
21.3期通期の連結営業利益は316億円（前の期比11.2％減）だった。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、主力の制御事業をはじめ各事業が落ち込んだことが響いた。
横河電機<6841.T>が売り気配。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想は250億円（前期比20.9％減）、年間配当予想は34円（前期は34円）と発表した。市場コンセンサスは329億円。
受注残高が大幅に減少しており、売上高の回復には時間を要する想定。政府補助金の反動減および新事業関連などへの先行投資による費用増加なども見込む。
21.3期通期の連結営業利益は316億円（前の期比11.2％減）だった。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、主力の制御事業をはじめ各事業が落ち込んだことが響いた。
★9:06 東急不動産ＨＤ－大幅続落 今期最終益38％増見込む 前期は44％減
東急不動産ホールディングス<3289.T>が大幅続落。同社は11日、22.3期通期の連結純利益予想は300億円（前期比38.4％増）、年間配当予想は16円（前期は16円）と発表した。
新たに長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を策定し、社会的役割の親和性が高い事業領域に区分することで、セグメントを7事業から4事業に再編した。今期は都市開発、管理運営、不動産流通セグメントの利益回復を見込む。
21.3期通期の連結純利益は217億円（前の期比43.9％減）だった。ウェルネス事業やハンズ事業を中心に新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けた。特別損失の計上も響いた。
東急不動産ホールディングス<3289.T>が大幅続落。同社は11日、22.3期通期の連結純利益予想は300億円（前期比38.4％増）、年間配当予想は16円（前期は16円）と発表した。
新たに長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を策定し、社会的役割の親和性が高い事業領域に区分することで、セグメントを7事業から4事業に再編した。今期は都市開発、管理運営、不動産流通セグメントの利益回復を見込む。
21.3期通期の連結純利益は217億円（前の期比43.9％減）だった。ウェルネス事業やハンズ事業を中心に新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けた。特別損失の計上も響いた。
★9:07 ベネッセＨＤ－3日ぶり大幅反発 今期営業益34％増見込む 前期は38％減
ベネッセホールディングス<9783.T>が3日ぶり大幅反発。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想は175億円（前期比33.7％増）、年間配当予想は50円（前期は50円）と発表した。
学校向け教育事業と学習塾・英語教室事業で新型コロナウイルス感染症の影響からの回復を見込む。ホーム数の拡大などによる介護保育事業の伸長も想定している。
21.3期通期の連結営業利益は131億円（前の期比38.4％減）だった。ベルリッツ事業において、コロナ禍によるランゲージセンターの一時閉鎖、語学教育事業のフランチャイズ化などの推進による減収があった。国内における学習塾・英語教室の営業自粛に伴う減収なども響いた。
ベネッセホールディングス<9783.T>が3日ぶり大幅反発。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想は175億円（前期比33.7％増）、年間配当予想は50円（前期は50円）と発表した。
学校向け教育事業と学習塾・英語教室事業で新型コロナウイルス感染症の影響からの回復を見込む。ホーム数の拡大などによる介護保育事業の伸長も想定している。
21.3期通期の連結営業利益は131億円（前の期比38.4％減）だった。ベルリッツ事業において、コロナ禍によるランゲージセンターの一時閉鎖、語学教育事業のフランチャイズ化などの推進による減収があった。国内における学習塾・英語教室の営業自粛に伴う減収なども響いた。
★9:08 バンナムＨＤ－反発 今期営業利益11％減見込む 前期は8％増
バンダイナムコホールディングス<7832.T>が反発。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想を750.0億円（前期比11.4％減）だと発表した。市場コンセンサスは1037億円。
販売店休業による消費への影響やイベントの延期や自粛、それに伴うプロモーションへの影響などを考慮している。
21.3期通期の連結営業利益は846.5億円（前の期比7.5％増）だった。巣ごもりでガンダムなどのプラモデル商品の販売が伸長した。ゲーム関連も好調だった。
また、21.3期の期末配当予想を61円から91円（前の期は112円）に修正すると発表した。年間配当は112円（前の期は132円）となる。
なお、株価は足もと調整が進んでいたことから、きょうは買いが優勢となっている。
バンダイナムコホールディングス<7832.T>が反発。同社は11日、22.3期通期の連結営業利益予想を750.0億円（前期比11.4％減）だと発表した。市場コンセンサスは1037億円。
販売店休業による消費への影響やイベントの延期や自粛、それに伴うプロモーションへの影響などを考慮している。
21.3期通期の連結営業利益は846.5億円（前の期比7.5％増）だった。巣ごもりでガンダムなどのプラモデル商品の販売が伸長した。ゲーム関連も好調だった。
また、21.3期の期末配当予想を61円から91円（前の期は112円）に修正すると発表した。年間配当は112円（前の期は132円）となる。
なお、株価は足もと調整が進んでいたことから、きょうは買いが優勢となっている。
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