〔Market Flash〕5月14日以降に「グロース」リバーサルを観測～ＳＢＩ

【10:20】5月14日以降に「グロース」リバーサルを観測～ＳＢＩ 　ＳＢＩ証券のクオンツリポートでは、5月に観測された日米株共通の変化として、5月14日を境としたスタイル物色の転換を挙げている。「バリュー」優勢だったトレンドは、「グロース」のリバーサルにより相場つきが変わったと指摘。それまでしばらく上昇基調にあった「バリュー」は下げ、下落基調にあった「グロース」は上げに転じているとのこと。また、日米株ともに5月下旬で「海外売上高比率」が上昇しており、外需株への物色の高まりを反映しているとコメントしている。 【9:40】ＯＰＥＣプラス会合では7月までの協調減産を再確認～ＳＭＢＣ日興 　ＳＭＢＣ日興証券では、6月1日に開催されたＯＰＥＣプラスの閣僚級会合を受けてリポートしている。会合では、ワクチン接種による各国での経済回復とそれに伴う、石油需要の回復、ＯＥＣＤ在庫の減少など、良好なファンダメンタルズを踏まえ、4月の会合で決定していた7月までの減産目標を再確認した。8月以降の減産目標については7月1日に予定されている次回会合で決定される見込み。ＳＭＢＣ日興では、ＯＰＥＣプラスの8月以降の目標に加えて、イラン核合意交渉の動向や新型コロナの変異株、また国際線運航の回復スピードなどが今後の注目点と指摘している。 【8:45】寄り前気配はタダノ、協和キリン、パンパシＨＤ、ＪＲ西日本が高い気配値 　主力株の寄り前気配では、タダノ<6395>+16.79%、協和キリン<4151>+8.50%、パンパシＨＤ<7532>+8.47%、ＪＲ西日本<9021>+7.65%、日製鋼<5631>+7.41%、東電<9501>+6.21%、Ｈ２Ｏリテイ<8242>+6.19%、ＪＲ東海<9022>+6.13%、ＪＲ東日本<9020>+5.99%、空港ビル<9706>+5.95%などが高い気配値。 　一方、名銀<8522>-18.51%、キッコーマン<2801>-5.23%、ヤマハ<7951>-5.12%、ニトリＨＤ<9843>-4.36%、オムロン<6645>-4.16%、アズビル<6845>-4.00%、シスメックス<6869>-3.97%、不二油<2607>-3.91%、アマダ<6113>-3.54%、コナミ<9766>-3.46%などが安い気配値となっている。