後場コメント No.4 ファンケル、荏原、三井不、ベストワン、泉州電、東ガス、イード、新電工

2021/06/03(木) 15:04
★13:53  ファンケル-続伸 関西圏に新たに物流拠点を設立 8日から稼働開始
 ファンケル<4921.T>が続伸。同社は3日、大阪府門真市に新たに設立した関西物流センターの稼働を8日から開始すると発表した。

 出荷能力が現状の1.4倍に拡大するほか、翌日配送エリアも拡大するとしている。

★13:59  荏原-SMBC日興が目標株価引き上げ 投資回収期はこれから本格化 依然として割安感大きい
 荏原<6361.T>が堅調。SMBC日興証券では、投資回収期はこれから本格化、依然として割安感大きいと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は6000円から7000円に引き上げた。

 精密・電子事業については、設備投資により固定費が上昇していることから、収益性は現時点で低い(21/12期1Qの営業利益率は6.0%)と指摘。しかしながら、本格的に生産数量が増加する今下期から来期にかけて、収益性が大きく改善してくると予想している。また、新事業であるEUV露光装置向け排気システムの初納入も今期に期待できるとみている。今後の成長期待を更に高める事案と考えており注目している。一方、風水力事業については、コンプレッサー・タービン事業の受注は依然厳しいと言及している。

★13:59  三井不動産-底堅い NTT Comとバーチャル店舗を活用した新たな顧客体験創出の共同実験
 三井不動産<8801.T>が底堅い。同社は3日、NTT<9432.T>系のNTTコミュニケーションズと、愛知県名古屋市の久屋大通公園の北エリア・テレビ塔エリアにおいて、3日より共同実験を開始すると発表した。

 同実験は、久屋大通公園の実店舗、デジタル空間上に構築した「Hisaya Digital Park」とバーチャル店舗の運営を通じて、リアルとバーチャルの垣根を越えて位置情報データや来店データなどを統合的に分析し、「周辺エリアの回遊性の向上」や「新たな顧客体験の創造」をめざすものだとしている。

★14:00  ベストワン-5日続伸 東京九州フェリー 横須賀~新門司航路の予約開始
 ベストワンドットコム<6577.T>が5日続伸。同社は3日13時30分、7月1日就航の東京九州フェリー「横須賀~新門司航路」の予約受け付け開始を発表した。今回の航路は1日1便のデイリー運航だという。同社はフェリー会社との連携強化を図っており、今後も取り扱い社数を増やすとしている。

★14:13  泉州電業-後場上げ幅拡大 上期営業益6%増 半導体関連向け需要など寄与
 泉州電業<9824.T>が後場上げ幅拡大。同社は3日14時、21.10期上期(11-4月)の連結営業利益は19.1億円(前年同期比5.6%増)だったと発表した。半導体製造装置向け需要および自動車・工作機械向け需要の回復と、銅価格の上昇に伴う建設・電販向け需要の売り上げ増加などが寄与した。

 なお、同時に発表した上限5億円の自社株買いも好感され、買いが優勢となっている。

★14:13  泉州電業-後場上げ幅拡大 15万株・5億円を上限に自社株買い 割合は1.62%
 泉州電業<9824.T>が後場上げ幅拡大。同社は3日14時、15万株・5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月4日~10月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.62%となる。

★14:24  東京ガス-4日ぶり反発 実質再生可能エネルギー100%の電気料金プラン「さすてな電気」を新たに開始
 東京ガス<9531.T>が4日ぶり反発。同社は3日、関東エリアの低圧電気利用者向けに、実質再生可能エネルギー100%の電気料金メニュー「さすてな電気」を新設し、4日より申込受付を開始するとは発表した。

 再生可能エネルギー由来の非化石証書の持つ環境価値を付加した電気料金メニューで、電気の切り替えが済んでいない場合、そのままの電気料金で、「CO2排出量実質ゼロ」の電気を利用できるとしている。

★14:24  イード-5日ぶり反発 同社出資先がゼンリンとMaaS関連で業務提携
 イード<6038.T>が5日ぶり反発。同社は3日、同社の資本業務提携先であるレイ・フロンティア(東京都台東区)が、ゼンリン<9474.T>と業務提携契約を締結したと発表した。

 MaaSビジネス、およびスマートシティの実現に寄与する人々の移動データの収集や地図情報と連携した分析による移動の最適化に関する事業強化や、迅速な研究開発の実行、地図情報を活用した位置情報ビジネスの強化を目的としている。

★14:31  新光電工-SMBC日興が目標株価引き上げ FCパッケージ、静電チャックとも好調が継続
 新光電気工業<6967.T>が堅調。SMBC日興証券では、FCパッケージ、静電チャックとも好調が継続と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は4300円から5800円に引き上げた。

 FCパッケージの需給ひっ迫が少なくとも23/3期中も継続するとの見方は変わらず。高性能ロジックチップのチップレット技術採用トレンドは、2021年末から加速。サーバー向けMPUを中心に、技術革新が継続、恩恵を受けるとの見方も継続している。SPE向け静電チャックも需要が拡大、LFなどの従来パッケージも改善基調が続き、業績拡大トレンドが株価の追い風とみている。


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