東芝-3日ぶり反発 ITER向け世界最大級トロイダル磁場コイル初号機が完成
東芝<6502.T>が3日ぶり反発。同社傘下の東芝エネルギーシステムズは8日に、量子科学技術研究開発機構より受託し製造している、核融合実験炉イーター(以下、ITER)向けの世界最大級のトロイダル磁場コイル初号機が完成したと発表した。
ITERは、将来のエネルギー源の1つとして期待される核融合エネルギーの科学的、技術的な実現可能性を実証することを目的として、日本、欧州、米国、ロシア、中国、韓国、インドの7極が参画し、フランス サン・ポール・レ・デュランスで建設が進められている熱核融合実験炉という。
核融合発電は、原子核の融合により、高レベル放射性廃棄物を発生させず、また、CO2を発生させない次世代の発電システムであり、地球温暖化の抑制へ貢献できるエネルギーとして期待されるとしている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ