NY概況-S&P500が最高値を更新 5月CPIは上振れも長期金利が低下
米株は反発。注目された米5月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る強い結果となったが、米長期債利回りが低下する中、ヘルスケア、不動産、IT、コミュニケーション、一般消費財などが上昇した。S&P500は一時0.72%高まで上昇し、5月7日以来、1カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新。0.47%高で終了し終値でも最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.78%高と反発し、史上最高値まで1.35%に迫った。ダウ平均は290ドル高まで上昇後、19.10ドル高(+0.06%)と上昇幅を縮小して終了。ウォルグリーンが3.52%上昇し、メルク、アムジェンも2%超上昇した一方、キャタピラーが3.80%安、ゴールドマン・サックスが2.31%安となり、JPモルガン・チェース、ダウ・インクなども1%超下落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比-1.79の16.10ポイントと昨年2月20日以来の水準に低下した。
※各種データは取得時の値です。
DOW
34466.24 +19.10 (+0.06%)
NASDAQ
14020.33 +108.58 (+0.78%)
S&P500
4239.18 +19.63 (+0.47%)
Rusell2000
2311.41 -15.72 (-0.68%)
SOX
3196.21 +37.73 (+1.19%)
CME225(ドル建て)
28975 +155
CME225(円建て)
28975 -5
WTI
70.29 +0.33 (+0.47%)
ドル円
109.32 -0.29
ユーロ円
133.07 -0.41
米10年債利回り(%)
1.4369 -0.052
米2年債利回り(%)
0.1469 -0.008
VIX
16.1 -1.79
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