前場コメント No.1 ACSL、全研本社、スノーピーク、ERIHD、サンネクスタG、タムラ製

2021/06/16(水) 11:30
★9:01  自律制御システム研究所-買い気配 日本郵便らと業務提携 第三者割当増資で30億円調達
 自律制御システム研究所<6232.T>が買い気配。同社は15日、日本郵政<6178.T>傘下の日本郵便および日本郵政キャピタルと業務提携すると発表した。併せて、日本郵政キャピタルを割当先とする第三者割当により、新株式を発行すると発表した。

 新株式の払込期日は7月5日。発行株数は125万9400株。発行価額は1株当たり2382円。差引手取概算額で29億4089万0800円を調達し、研究開発費などに充当する。希薄化割合は11.55%。

 なお、株価は業務提携を好感した買いが優勢となっている。

★9:02  全研本社-買い気配スタート/東証マザーズ上場 寄り前1500円
 デジタルメディアの企画・開発、語学教室の運営、不動産賃貸業などを行う全研本社<7371.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格1350円の買い気配で始まり、差し引き約52万株の買い越し。直前の寄り前気配は1500円前後だった。

 主幹事はみずほ証券で、公開株数は377万2200株。ウェブ集客メディアのコンサルティングなどが主力。創業時からの事業として語学教育なども手掛ける。

★9:03  スノーピーク-5日ぶり反発 5月売上高2.1倍 2019年比では65%増
 スノーピーク<7816.T>が5日ぶり反発。同社は15日、5月度の月次売上高を発表した。同月の連結合計売上高は前年同月比2.1倍となった。国内は2.2倍、米国は2.0倍だった。

 新型コロナウイルス影響がなかった2019年5月比では、連結合計売上高は65.2%増となった。

★9:03  ERIHD-買い気配 前期営業益予想を上方修正 経費削減やM&A効果など寄与
 ERIホールディングス<6083.T>が買い気配。同社は15日、21.5期通期の連結営業利益予想を2.7億円から4.0億円(前期比22.2%減)に上方修正すると発表した。4Q(3-5月)は新設建築着工数の持ち直しに歩調を合わせて業績の回復が加速した。継続的な経費削減、サッコウケンのM&A効果なども寄与する。

★9:04  サンネクスタグループ-反発 期末配当予想を2円増額修正
 サンネクスタグループ<8945.T>が反発。同社は15日、21.6期の期末配当予想を15円から17円(前期は15円)に修正すると発表した。なお、年間配当は32円(前期は28円)となる。

★9:04  タムラ製作所-買い気配 出資先が次世代パワー半導体材料 世界初の量産成功=日経
 タムラ製作所<6768.T>が買い気配。16日付の日本経済新聞朝刊は、同社やAGC<5201.T>が出資するノベルクリスタルテクノロジー(埼玉県狭山市)が、次世代パワー半導体材料である酸化ガリウムの100ミリウエハーの量産に世界で初めて成功したと報じた。

 記事によれば、パワー半導体材料の主流はシリコンだが、より損失が小さい電気制御を巡って炭化ケイ素(SiC)や酸化ガリウムなどの材料開発が進んでいるという。酸化ガリウムは、こうした競争に優位に立つ可能性を持ち、ウエハーの価格がSiCより安い上、より効率的に電気を制御できると説明された。

 ウエハーの提供については、2021年内に開始するようだ。顧客メーカーは100ミリウエハーに対応した既存設備で次世代製品を製造でき、過去に投資した古い設備を有効活用できるとしている。


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