後場コメント No.3 王将フード、NexTone、千代建、日東精、フォーカスS、GMOGSHD、マネフォワ-ド、ビジョナル

2021/06/17(木) 15:08
★13:50  王将フード-底堅い テイクアウト&デリバリー専門店1号店オープン
 王将フードサービス<9936.T>が底堅い。同社は17日13時30分、新業態となるテイクアウト&デリバリー専門店の1号店「餃子の王将 ジョイ・ナーホ 池尻大橋店」を25日にオープンすると発表した。

 事前予約注文ができ、待たずに商品受け取りができること、出前館<2484.T>、ウーバーイーツ、menuの3つのプラットフォームから注文できること、すべてのメニューが電子レンジ対応容器であることなどが特徴としている。

★13:53  NexTone-5日続伸 デジタルコンテンツディストリビューション業務における新ブランドを始動
 NexTone<7094.T>が5日続伸。同社は16日、デジタルコンテンツディストリビューション業務において、新ブランド「ArtLed」を本格始動すると発表した。

 ディストリビューション、マーケティング、プロモーションに加えて、パブリッシング、さらには資金調達やリーガル面でのサポートを通じて、DIYアーティストやレーベル・プロダクションのネクストステージをトータル的にサポートするとしている。

★13:56  千代田化工建設-底堅い デジタル技術を活用したサービスを拡充と報じられる
 千代田化工建設<6366.T>が底堅い。17日付の化学工業日報は、同社がデジタル技術を活用したサービスを拡充すると報じた。

 記事によれば、デジタルプラットフォーム「ミライ・フュージョン」の実証試験を終え、石油、石化など産業プラント全般に対して提案を始めたという。「ミライ・フュージョン」上では幅広いツールを動作させることができ、同社が開発したプラント操業最適化ソリューション「EFEXIS(エフェクシス)」と組み合わせることも可能のようだ。
 
 同社はデジタルサービスなど継続型事業を収益の柱に育成する方針で、「ミライ・フュージョン」はその基盤になるとしている。

★13:56  日東精工-東海東京が投資判断引き上げ 21/12期業績予想を上方修正
 日東精工<5957.T>が大幅反発。東海東京調査センターでは、21/12期業績予想を上方修正。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は640円から680円に引き上げた。

 東海東京では、21/12期売上高389億円、営業利益28.1億円に上方修正。理由は、ファスナー事業の収益見直し。1Qのファスナー事業は売上高69億円、営業利益4.0億円の実績で、東海東京の予想を上回った点に注目。20/12期3Q頃から自動車向け、ゲーム機向け特殊ねじの受注が回復やテレワークの増加などを受けパソコンなど電機・電子部品向け特殊ねじの需要増加が加わったという。2Q以降も堅調な受注が継続していると指摘している。

★14:07  フォーカスシステムズ-大幅安 遠隔診療機能を装備し感染防護対策されたエックス線診療車を共同開発
 フォーカスシステムズ<4662.T>が大幅安。同社は17日14時、遠隔診療機能を装備し感染防護対策されたエックス線診療車を、産業技術総合研究所らと共同で開発したと発表した。

 胸部エックス線撮影装置を搭載した車両に、感染防護のための換気機能、オンライン診療できる医療情報伝送システム、初期診療に必要な医療機器を搭載し、新型コロナウイルス感染症陽性患者のメディカルチェックを病院外で行うことができるとしている。

 なお、株価は足もと急騰していたことから、利益確定売りが優勢となっている。

★14:23  GMOGSHD-大幅安 メーター検針作業をAIで効率化する「hakaru.ai byGMO」の新プラン提供
 GMOグローバルサインホールディングス<3788.T>が大幅安。同社は17日、電気やガスなどのメーターをスマートフォンで撮影するだけで、AI(人工知能)が画像を認識して値を読み取り、自動で台帳記入まで行う「hakaru.ai(ハカルエーアイ)byGMO」について、ビルメンテナンスにおける月に1回のメーター検針作業時に導入検討しやすい、新料金プランを同日より提供開始したと発表した。

 新たな料金プランでは、点検台帳への記録頻度に合わせ「月1回記録」・「毎日記録」の2タイプから選択でき、点検メーターの数で従量課金となる「スタンダード」に加え、あらかじめ決まったメーター数をパックとし、単価が割安になる定額課金の「ボリュームパック」を用意したとしている。

★14:32  マネーフォワード-急落 連結子会社で債権の取立不能のおそれ 債権額の一部を引当処理
 マネーフォワード<3994.T>が急落。同社は16日、取引先である薮塚木材工業(群馬県伊勢崎市)が、14日に破産手続開始決定を受けたことが同日明らかになり、薮塚木材工業に対する債権につき取立不能のおそれが生じたと発表した。

 債権8000万円のうち、保証・保険などで保全されていない800万円について、21.11期に必要な引当処理を実施するとしている。

★14:33  ビジョナル-軟調 傘下ビズリーチが留学支援のクリムゾンと業務提携
 ビジョナル<4194.T>が軟調。同社傘下のビズリーチは17日、OB・OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」において、海外トップレベルの大学の留学支援を手掛けるCrimson Education Japan(東京都台東区 以下、クリムゾン)と海外正規留学生へのキャリア支援で業務提携すると発表した。

 この提携を機に、海外留学が決定したクリムゾンの学生を対象にキャリアセミナーを開催するほか、海外留学生向けのOB・OG訪問プラットフォーム「ビズリーチ・キャンパス for 海外大生」の活用を促進するとしている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。


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