後場コメント No.4 リプロセル、GMOペパ、ACCESS、FPG、村田製、東芝、エコモット、中小企HD

2021/06/30(水) 15:00
★13:46  リプロセル-5日ぶり反落 新型コロナのデルタプラス株も検出可能に
 リプロセル<4978.T>が5日ぶり反落。同社は29日、新型コロナウイルスのデルタ株を含む複数のインド変異株の特定検査について、同社の検査でデルタプラス株の特定も可能であることがわかったと発表した。同社で実施している検査では、デルタ株、デルタプラス株を含め、イギリス株、南アフリカ株、ブラジル株などの複数の変異株を1~2時間程度の短時間で同時に検出するとしている。
 
 なお、寄り付きは上昇スタートとなったものの、利益確定売りに押されマイナスに転じている。

★13:55  GMOペパボ-3日続落 Amazonへの出品などを一元管理できるアプリ「Amazon連携」提供開始
 GMOペパボ<3633.T>が3日続落。同社は30日、運営するネットショップ作成サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」が、ショップ用アプリケーションプラットフォーム「カラーミーショップ アプリストア」にて、同日より、Amazon.co.jpへの出品と受注情報などを一元管理できるアプリ「Amazon連携」を提供開始したと発表した。

 アプリを導入することで、「カラーミーショップ byGMOペパボ」上で販売している商品を総合オンラインストア「Amazon.co.jp」にも出品でき、出品後は「カラーミーショップ byGMOペパボ」の管理画面で受注情報などを一元管理できるとしている。なお、株価への反応は限定的だ。

★13:57  ACCESS-底堅い スマートロボティクスと地上配送ロボット試作機を共同開発
 ACCESS<4813.T>が底堅い。同社は30日、スマートロボティクス(東京都千代田区)と共同でドローンポートから個人宅の玄関先までの配送を行う事ができる地上配送ロボットの試作機を開発したと発表した。

 物流用ドローンの配送について、一般にポートを設置できる場所は空が開けた場所に制限されるため、ポートから個人宅まで距離があることが多く、この間の配送の無人化が課題になっているという。両社は試作機の開発を機に共同で地上配送ロボットの研究開発を進め、物流用ドローンの社会実装における配送課題の解決を目指すとしている。

★14:14  FPG-底堅い 給与前払いサービス「Q給」の多言語対応を実施
 FPG<7148.T>が底堅い。同社は30日、「給与前払いサービス「Q給」」の従業員向け専用サイトをリニューアルし、対応言語の追加を実施したと発表した。

 追加した言語は、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、ベトナム語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語。すでに対応済みの英語も含め、利用可能な外国語は合計7言語としている。

★14:18  村田製作所-続伸 Carota社のOne-Stop FOTAソリューションに同社Type 1SSが搭載
 村田製作所<6981.T>が続伸。同社は30日、Carota社のOne-Stop FOTAソリューションに同社のNB-IoTセルラーモジュールType 1SSが搭載されたと発表した。

 Type 1SSモジュールは、ソフトウェア・ファームウェアバージョンの効率的な更新、IoTデバイスのセキュリティ管理、新機能の導入などが可能になるとともに、メンテナンスコストの削減にも寄与するとしている。

★14:18  東芝-反発 独立型スタートアップ企業を設立 新規事業創出を目指す
 東芝<6502.T>が反発。同社は30日、Beyond Next Ventures(東京都中央区)との共同出資により独立型スタートアップ企業「サイトロニクス」を設立し、新規事業を創出すると発表した。

 サイトロニクスは、同社で細胞培養管理プラットフォームの研究開発や事業化の推進を行ってきた従業員の今井快多氏などが経営株主として就任しており、ベンチャーキャピタルとともにスタートアップ企業を立ち上げ、従業員が独立して経営株主として事業の推進を担うことで新規事業の創出を行う試みは、同社として初めての事例になるという。

 今後は、細胞培養管理プラットフォームの改善・強化とともに研究から量産までさまざまなフェーズの顧客が導入できる装置の開発や、顧客のフェーズごとに最適化したサブスクリプションモデルでの提供を目指すとしている。

★14:27  エコモット-反発 パーソル傘下と協業 「IoT監視サービス」開始
 エコモット<3987.T>が反発。同社は30日14時、パーソルホールディングス<2181.T>傘下のパーソルプロセス&テクノロジーとリモートモニタリング業務で協業し、同社が提供する「IoTソリューション」を活用してリモートモニタリングを行う「IoT監視サービス」の提供を始めると発表した。

 このサービスは、高速道路などの公共交通機関や建設現場などの施設管理・危機管理を行う顧客向けの24時間365日の有人リモートモニタリングサービスだという。モニタリング業務の適正化や生産性向上に貢献するほか、2022年には人の目によるモニタリングにAI画像認識技術を活用し、監視業務や深夜業務の省人化を実現することで市場規模の拡大を目指すとしている。

★14:29  中小企業HD-小動き 21.3期の内部統制報告書に開示すべき重要な不備
 中小企業ホールディングス<1757.T>が小動き。同社は30日14時05分、21.3期の内部統制報告書において開示すべき重要な不備があったと発表した。

 21.3期連結会計年度の財務報告に係る内部統制について、1.2億円の広告費の支出に関する2021年2月10日付け取締役会の開催に際し、監査役に対し招集通知が発せられないまま決議がなされたことから、意思決定プロセスに関する取締役会の運営に重要な不備があり十分な管理がなされていないものと評価し、この事実の判明が当連結会計年度以降であったため、当連結会計年度の末日までに是正することができなかったことにより、内部統制は有効でないと判断したとしている。

 今後は内部統制を管掌する内部監査室をはじめとした社内牽制機関の人員補充による機能強化を進めるとしている。


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