前場コメント No.7 ソーバル、ティアンドエス、リネットＪＰＮ、日本エスコン、日本調剤、大正薬ＨＤ
★10:29 ソーバル－3日ぶり反落 1Q営業益19％増も利益確定売りが優勢
ソーバル<2186.T>が3日ぶり反落。同社は6月30日、22.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は1.7億円（前年同期比19.3％増）だったと発表した。
ソフトウエア投資意欲の高い顧客からのニーズに積極的に応えることで、顧客基盤の強化・拡大に努めた。テレワークなどの感染症対応を続けており、新型コロナウイルス感染症の影響が軽微にとどまったことも寄与する。
なお、株価は決算期待などにより大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。
ソーバル<2186.T>が3日ぶり反落。同社は6月30日、22.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は1.7億円（前年同期比19.3％増）だったと発表した。
ソフトウエア投資意欲の高い顧客からのニーズに積極的に応えることで、顧客基盤の強化・拡大に努めた。テレワークなどの感染症対応を続けており、新型コロナウイルス感染症の影響が軽微にとどまったことも寄与する。
なお、株価は決算期待などにより大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。
★10:30 ティアンドエス－急騰 キオクシア9月にも上場 半導体不足で市況改善との報道を材料視か
ティアンドエス<4055.T>が急騰。産経新聞は6月30日、半導体大手キオクシアホールディングス（旧東芝メモリホールディングス）が、延期していた東京証券取引所への株式上場を9月にも実施する方向で調整していることが同日分かったと報じた。
記事によれば、7月にも上場を申請するもよう。世界的な半導体不足が関連銘柄の株価の追い風になっており、市場環境が整ってきたと判断したとしている。
同社は東芝<6502.T>ならびにキオクシアホールディングスが主要取引先であることから、関連銘柄として買いを集めている。6月24日にも別媒体によるキオクシアの観測報道で上昇する場面があった。
ティアンドエス<4055.T>が急騰。産経新聞は6月30日、半導体大手キオクシアホールディングス（旧東芝メモリホールディングス）が、延期していた東京証券取引所への株式上場を9月にも実施する方向で調整していることが同日分かったと報じた。
記事によれば、7月にも上場を申請するもよう。世界的な半導体不足が関連銘柄の株価の追い風になっており、市場環境が整ってきたと判断したとしている。
同社は東芝<6502.T>ならびにキオクシアホールディングスが主要取引先であることから、関連銘柄として買いを集めている。6月24日にも別媒体によるキオクシアの観測報道で上昇する場面があった。
★10:47 リネットジャパン－急騰 カンボジアでデジタル通貨事業化の合弁会社を設立
リネットジャパングループ<3556.T>が急騰。同社は1日、ソラミツ・ホールディングスＡＧ（スイス・ツーク）との間でカンボジア王国の中央銀行デジタル通貨を軸としたデジタルバンキングサービスの事業化に向けた合弁会社を設立したと発表した。
当件に関して同社は、今年2月にも合弁会社設立で合意したことをリリースしているが、この度、ソラミツ社との間で正式に合弁契約書を締結し、会社を設立するに至った。
リネットジャパングループ<3556.T>が急騰。同社は1日、ソラミツ・ホールディングスＡＧ（スイス・ツーク）との間でカンボジア王国の中央銀行デジタル通貨を軸としたデジタルバンキングサービスの事業化に向けた合弁会社を設立したと発表した。
当件に関して同社は、今年2月にも合弁会社設立で合意したことをリリースしているが、この度、ソラミツ社との間で正式に合弁契約書を締結し、会社を設立するに至った。
★10:49 日本エスコン－3日続落 上期経常益予想を下方修正 通期予想は据え置き
日本エスコン<8892.T>が3日続落。同社は6月30日、21.12期上期（1-6月）の連結経常利益予想を従来の33.0億円から17.5億円（前年同期比82.6％減）に下方修正すると発表した。
マンション・戸建ての引き渡し時期が下期へ伸びたこと、商業施設の集客効果改善に向けた修繕などの先行投資などが響く。要因のほとんどは下期へのずれ、下期以降の収益の向上につながる先行投資のため、挽回可能として通期予想は据え置いた。
日本エスコン<8892.T>が3日続落。同社は6月30日、21.12期上期（1-6月）の連結経常利益予想を従来の33.0億円から17.5億円（前年同期比82.6％減）に下方修正すると発表した。
マンション・戸建ての引き渡し時期が下期へ伸びたこと、商業施設の集客効果改善に向けた修繕などの先行投資などが響く。要因のほとんどは下期へのずれ、下期以降の収益の向上につながる先行投資のため、挽回可能として通期予想は据え置いた。
★10:56 日本調剤－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 株価出遅れからの脱却は近い
日本調剤<3341.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、株価出遅れからの脱却は近いと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1900円から2100円に引き上げた。
調剤事業は上場専門調剤他社比で好調と指摘。背景は安定的な店舗数増による既存店処方箋枚数の伸長、コスト削減による収益性改善であり、今後の継続性も見込んでいる。医薬品製造販売（GE）事業も好調であり、独自のビジネスモデルである自社薬局向け販売は店舗数増により拡大継続、自社製造品が増えていることで収益性も向上しているという。医療従事者派遣紹介事業はCV19により派遣需要が大幅に低下した影響が引き続き大きく厳しい環境が継続すると想定。株価はリコール懸念等で軟調も、好調な業績と予想しており、決算発表がカタリストになるとみている。
日本調剤<3341.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、株価出遅れからの脱却は近いと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1900円から2100円に引き上げた。
調剤事業は上場専門調剤他社比で好調と指摘。背景は安定的な店舗数増による既存店処方箋枚数の伸長、コスト削減による収益性改善であり、今後の継続性も見込んでいる。医薬品製造販売（GE）事業も好調であり、独自のビジネスモデルである自社薬局向け販売は店舗数増により拡大継続、自社製造品が増えていることで収益性も向上しているという。医療従事者派遣紹介事業はCV19により派遣需要が大幅に低下した影響が引き続き大きく厳しい環境が継続すると想定。株価はリコール懸念等で軟調も、好調な業績と予想しており、決算発表がカタリストになるとみている。
★11:01 大正製薬ＨＤ－7日ぶり反発 米社とうつ病治療薬候補の販売権などで契約締結
大正製薬ホールディングス<4581.T>が7日ぶり反発。同社は6月30日、米投資会社Ａｄｉｔｕｍ Ｂｉｏ（カリフォルニア州）の子会社Ａｎｃｏｒａ Ｂｉｏと、同社が創出したうつ病治療薬候補である選択的バソプレシンV1b受容体拮抗薬「TS-121」の全世界における独占的開発・製造・販売権に関する契約を締結したと発表した。
「TS-121」は、バソプレシンによるストレス反応を介在するバソプレシンV1b受容体のシグナル伝達を阻害することで、うつ病に治療効果を示す可能性があるという。今回の契約により、同社はＡｎｃｏｒａ Ｂｉｏから契約一時金、開発の進ちょくに応じたマイルストン、売上高に応じたマイルストン、並びにロイヤルティを受け取るとしている。
大正製薬ホールディングス<4581.T>が7日ぶり反発。同社は6月30日、米投資会社Ａｄｉｔｕｍ Ｂｉｏ（カリフォルニア州）の子会社Ａｎｃｏｒａ Ｂｉｏと、同社が創出したうつ病治療薬候補である選択的バソプレシンV1b受容体拮抗薬「TS-121」の全世界における独占的開発・製造・販売権に関する契約を締結したと発表した。
「TS-121」は、バソプレシンによるストレス反応を介在するバソプレシンV1b受容体のシグナル伝達を阻害することで、うつ病に治療効果を示す可能性があるという。今回の契約により、同社はＡｎｃｏｒａ Ｂｉｏから契約一時金、開発の進ちょくに応じたマイルストン、売上高に応じたマイルストン、並びにロイヤルティを受け取るとしている。
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