後場コメント No.3 日東電、双日、凸版印、GMOFHD、MS&AD、コメ兵HD

2021/07/06(火) 15:02
★13:33  日東電工-CSが目標株価引き上げ 新たな利益成長ドライバーの発現を待つ
日東電工<6988.T>が小幅安。クレディ・スイス証券では、新たな利益成長ドライバーの発現を待つと指摘。投資評価は「Neutral」を継続、目標株価は8800円から9000円に引き上げた。

 22/3期はプリント回路の増収効果を見込むも(スマホ向け高精度基板の拡大)、21/3期業績をけん引したタブレット/ノートPC用中型ディスプレイ向けの売上拡大は年度後半に向けて失速と予想。主力のオプトロニクス部門において現時点で新たな利益成長ドライバーに乏しく、当面株式市場の期待も上がり難いと考えている。

★13:40  双日-反発 マセラティみなとみらい・マセラティ横浜の2拠点の運営に着手
 双日<2768.T>が反発。同社は6日、正規ディーラー運営会社であり100%子会社である双日オートグループジャパンを通じて、イタリアの自動車メーカーMaseratiの日本法人であるマセラティジャパンの協力のもと、マセラティみなとみらい・マセラティ横浜の2拠点の運営に9日より着手すると発表した。

 ブランド初のハイブリッドSUVであるレヴァンテハイブリッドを、日本国内で初めて展示予定としている。

★13:50  凸版印刷-4日ぶり反落 NFCでスマホとつながるパッケージ開発
 凸版印刷<7911.T>が4日ぶり反落。同社は6日、NFC(無線通信による個体識別の技術の一種)でスマートフォンをゲームや音楽演奏などのデジタルコンテンツと連動するインタラクティブパッケージを開発したと発表した。

 NFCに対応することで、パッド型スイッチを指で押す、叩くといったアクションと、スマートフォンの画面表示や音声が連動し、インタラクティブな体験を楽しむことができるという。パッケージに搭載されたLEDをバッテリー無しでスマートフォンからの給電により点灯させることや、ID認証システムとの連携でセキュリティ機能を持たせることも可能としている。

 なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。

★13:55  GMOフィナンシャル-5日ぶり反落 6月の暗号資産売買代金は前月比38%減 マネックスも安い
 GMOフィナンシャルホールディングス<7177.T>が5日ぶり反落。同社は5日、6月の月次開示情報を発表した。GMOコインにおける暗号資産売買代金は2兆0475億円(前月比37.7%減)だった。

 軟調な月次を受けて株価は売りが優勢となっている。同じく暗号資産関連事業を手がけるマネックスグループ<8698.T>も安い。

★13:58  MS&AD-反発 傘下2社 保険金支払いもシステム統合へ=日経
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が反発。6日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下の三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険が新たな保険金支払いシステムを共同で開発すると報じた。

 記事によれば、早ければ2025年度にも一体運営を始めるという。原則すべての個人向け商品の保険金請求で書面による手続きを不要にし、業務の効率化を図るようだ。新システムの投資額は非開示だが700億円程度とみられ、年100億円超のコスト削減効果を見込むとしている。

★14:08  コメ兵HD-後場下げ幅縮小 6月度の売上高31%増 1Qは82%増
 コメ兵ホールディングス<2780.T>が後場下げ幅縮小。同社は6日14時、6月度の売上高は32億8600万円(前年同月比31.2%増)だったと発表した。1Q(4-6月)の売上高は96億3400万円(前年同期比81.6%増)となった。


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