前場コメント No.3 カナミックN、トップカルチャ、スマレジ、Bエンジニア、TKP、幸和製作

2021/07/16(金) 11:31
★9:05  カナミックネットワーク-もみ合い CBおよび新株予約権で50億円調達 M&A資金に充てる
 カナミックネットワーク<3939.T>がもみ合い。同社は15日、クレディ・スイス証券を割当先とした第三者割当により2026年満期第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(転換社債型新株予約権付社債間限定同順位特約付き、以下CB)および第3回新株予約権(行使価額修正条項付き)を発行すると発表した。
 
 CBの払込期日は2021年8月4日。当初転換価格は1株あたり843.8円。償還期限は2026年8月4日。利率は0%。新株予約権の割当日は8月4日。総数は4万8000個(潜在数480万株)。差引手取概算額で合計49億8846万4000円を調達し、成長実現のためのM&A資金に充てる。CBおよび新株予約権がすべて行使された場合の発行済株式総数に対する希薄化率は最大で16.62%。

★9:05  カナミックネットワーク-もみ合い ToSTNeT-3で自己株81万3000株取得へ 割合は1.7%
 カナミックネットワーク<3939.T>がもみ合い。同社は15日、81万3000株・5億円を上限とした自己株式取得を発表した。同時に公表した転換社債および新株予約権の発行に伴う需給への影響を一定程度緩和する目的。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は1.7%。

 具体的な取得方法として、16日午前8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において、15日の終値615円で買い付けの委託を行うとしている。


★9:06  トップカルチャー-小安い A種およびB種優先株で20億円調達 レンタル事業からの転換資金に充てる
 トップカルチャー<7640.T>が小安い。同社は15日、第三者割当によるA種優先株式およびB種優先株式の発行を発表した。

 A種優先株式はDaIおよび日本政策投資銀行に、B種優先株式はカルチュア・コンビニエンス・クラブにそれぞれ割り当てる。

 払込期日はいずれも8月31日または株主総会で別途定める日。A種優先株式の発行数は1万5000株。発行価格は1株につき10万円。B種優先株式の発行数は6000株。発行価格は1株につき10万円。差引手取概算額で合計20億2800万円を調達し、レンタル事業からの転換に伴う支払資金に充てる。優先株式の普通株式への転換請求が行使された場合の発行済株式総数に対する希薄化率は最大で81.07%。

★9:06  トップカルチャー-小安い 今期最終赤字18.2億円見込む レンタル事業から撤退
 トップカルチャー<7640.T>が小安い。同社は15日、従来未定としていた21.10期通期の連結純損益予想は18.2億円の赤字(前期は.3.7億円の黒字)と発表した。

 カルチュア・コンビニエンス・クラブにFC加盟して事業展開しているレンタル事業から撤退することを決議した。これに伴い、事業撤退損21億円を特別損失として計上することが響く。
 
 スマ-トフォンの普及や動画配信サイトの隆盛により、レンタル市場自体が縮小傾向となっていることが撤退理由だという。今後は、書籍販売事業や特撰雑貨・文具などの販売や新規事業に資源を集中し、財務基盤を強化するとしている。

★9:06  スマレジ-反発 1株を2株へ分割 基準日は8月31日
 スマレジ<4431.T>が反発。同社は15日、株式分割を行うと発表した。8月31日を基準日として、1株につき2株の割合を持って分割する。

★9:08  Bエンジニア-買い気配 通期営業益を上方修正 Midworks事業における稼働人数が想定上振れ
 Branding Engineer<7352.T>が買い気配。同社は15日、21.8期通期の連結営業利益予想を従来の6800万円から1.0億円(前期比2.0倍)に引き上げると発表した。

 DX推進により企業がIT投資を推進することに伴いITエンジニアの需要が高まる中で、積極的な広告投資、採用および営業体制の強化によりMidworks事業における稼働人数が想定より上振れしたことから、前回予想を上回る見通し。

 21.8期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1.2億円だった。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。

★9:12  TKP-反落 1Q最終赤字19億円 減損16億円計上響く
 ティーケーピー<3479.T>が反落。同社は15日、22.2期1Q(3-5月)の連結純損益が18.8億円の赤字(前年同期は14.6億円の赤字)だったと発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日本リージャスにおける買収時の入居顧客が利用を縮小し、顧客の入れ替わりが発生したことにより、16.4億円の顧客関連資産の減損損失を計上したことが響いた。

★9:12  幸和製作所-買い気配 1Q営業益4.6倍 歩行車「シトレア」の受注好調
 幸和製作所<7807.T>が買い気配。同社は15日、22.2期1Q(3-5月)の連結営業利益が2.2億円(前年同期比4.6倍)だったと発表した。上期の会社計画1.7億円を超過した。

 歩行車「シトレア」の受注が好調に推移したことなどが寄与した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,830.55 -629.53
TOPIX 2,676.25 -34.48
グロース250 644.43 -11.17
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.26 -0.05
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ