今日の株式見通し-軟調か 弱い経済指標を嫌気して米3指数はそろって下落
東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は299ドル安の34687ドルで取引を終えた。良好な米6月小売売上高を受けて買いが先行したが、その後に出てきた7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が弱い内容となったことでセンチメントが悪化。下げに転じた後は下値模索が続いた。ドル円は足元で110円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて140円安の27790円、ドル建てが125円安の27805円で取引を終えた。
米国株は3指数がそろって下げた上に引け味も悪く、日本株も売りに押されることになるだろう。国内は今週は3日立ち合いで、基本的には薄商いの中、様子見姿勢の強い地合いが想定される。海外からの買い材料が乏しい状況では、リスク回避の売りだけが急がれる。世界的にコロナの感染被害が拡大傾向にあることも買い手控え要因となる。日経平均はスタートから節目の28000円を割り込むことになりそうで、安く始まった後の戻りも鈍いと予想する。日経平均の予想レンジは27600円-27900円
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