今日の株式見通し-大幅安か ダウ平均は今年最大の下げ幅を記録
東京市場は大幅安か。米国株は下落。ダウ平均は725ドル安の33962ドルで取引を終えた。世界的に新型コロナウイルス変異株の感染が拡大していることを嫌気して全面安の展開。10年債利回りが急低下してリスクオフの様相が強まる中、下げ幅を900ドル超に広げる場面もあった。ドル円は足元で109円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて335円安の27265円、ドル建てが315円安の27285円で取引を終えた。
ダウ平均は今年最大の下げ幅を記録しており、日本株も米株同様に全面安となるだろう。スタートから値幅を伴った下落になると思われるが、5月13日の安値27385.03円はサポートにはならなそう。日経平均はきのうまで4営業日連続で3桁の下落となっており、ここからもう一段下げると信用で取引している投資家の投げ売りも急がれやすい。200日線(27672円、19日時点)を明確に割り込むことになりそうであることも、売りを誘う材料となる。さすがに値ごろ感は出てくるが、東京市場では先の市場の空白がリスクとして意識される中、安く始まった後も下値を探る動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは26800円-27400円
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