後場コメント No.2 チェンジ、エムティーアイ、セレス、PLANT、カイノス、アートスパーク

2021/07/26(月) 15:05
★13:10  チェンジ-反発 「LoGo フォーム電子申請」 提供開始1年で25自治体が導入
 チェンジ<3962.T>が反発。同社は26日12時、子会社のトラストバンクと、エストニアと日本を拠点に活動するGovTech企業のxID(東京都千代田区)が提供するマイナンバーカードを活用した電子申請サービス「LoGo フォーム電子申請」について、提供開始から1年で25自治体が導入したと発表した。

 これまで約150の申請を電子化した石川県加賀市や、新入職員の宣誓書のデジタル化を実証実験した兵庫県三田市など先進自治体の活用も進んでおり、今後は使用事例も積極的に公開するとしている。

★13:11  エムティーアイ-反発 領収書読み取りアプリ「FEEDER+」の販売を開始
 エムティーアイ<9438.T>が反発。同社は26日、提供する領収書読み取りアプリ「FEEDER(フィーダー)」について、オラクル社が提供するクラウド型ERPであるOracle Fusion Cloud ERPと連携した、「FEEDER+(フィーダープラス)」の販売を開始したと発表した。

 90%以上の精度の識字率を誇るAI OCRを用いた高精度な画像認識を活用し、領収書の画像をアップロードすると自動的に経費精算レポートを作成する。作成されたレポートは、Oracle Fusion Cloud ERPと自動連携され、アプリで申請から承認まで一貫した効率的な経費処理を実現し、経費精算における業務効率化をサポートするとしている。

★13:15  セレス-大幅高 ギグワーカー向け資金繰り支援プラットフォーム「nuggetPay」サービス開始
 セレス<3696.T>が大幅高。同社は26日、フリーランス向け即日先払いサービス「nugget(ナゲット)」の姉妹プロダクトとして、ギグワーカー向け資金繰り支援プラットフォーム「nuggetPay(ナゲットペイ)」を同日よりサービス開始すると発表した。

 また、サービス開始と同時にZEROUM(東京都墨田区)が提供するライブ配信拡張ツール「Doneru(どねる)」と業務提携することも発表している。提携により、Doneru配信者の報酬支払期日が短縮可能になる資金繰り支援を開始するとしている。

 なお、株価は米アマゾンがビットコイン決済を導入準備と報じられたことから、暗号資産関連事業への業績寄与に期待した買いも入っているようだ。

★13:16  PLANT-3日続伸 3Q累計営業益33%増 売上原価率の低下など寄与
 PLANT<7646.T>が3日続伸。同社は26日13時、21.9期3Q累計(9月21日~6月20日)の営業利益は12.1億円(前年同期比33.0%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は96.6%。客数の増加策や粗利改善・経費削減策などに取り組むなかで、売上原価率が低下したことなどが寄与した。

★13:23  カイノス-後場急騰 1Q営業益73%増 免疫血清学的検査用試薬など堅調
 カイノス<4556.T>が後場急騰。同社は26日13時15分、22.3期1Q(4-6月)の営業利益は2.8億円(前年同期比73.1%増)だったと発表した。生化学および免疫血清学的検査用試薬の売り上げが堅調に推移した。営業・学術活動などの制限による活動費の減少なども寄与した。

★13:23  アートスパーク-大幅高 カンデラがADLINK Technologyとパートナーシップを締結
 アートスパークホールディングス<3663.T>が大幅高。同社は26日、グループのカンデラが、エッジコンピューティングのグローバルリーダーであるADLINK Technology社(台湾)とパートナーシップを締結したと発表した。
 
 これにより、IoT市場において、より大規模で国際的な顧客のニーズに応えることが可能になるとしている。


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