後場コメント No.2 ユナイテド海、ソフトバンクG、プロルート、ソフトフロント、大阪製鉄、サンワテクノス

2021/07/29(木) 15:06
★12:44  NSユナイテッド海運-後場急騰 通期営業益を上方修正 中間配当予想65円増配
 NSユナイテッド海運<9110.T>が後場急騰。同社は29日12時30分、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の106.0億円から190.0億円(前期比2.8倍)に引き上げると発表した。

 中国向けを中心とした旺盛な穀物輸送需要などを背景としてドライバルク市況が足元まで高水準を維持し、引き続き堅調な推移が見込まれることから、前回予想を上回る見通し。

 未定だった22.3期の中間配当予想を95円(前期は30円)にすることも発表した。

★12:51  ソフトバンクG-大幅高 中国当局 自国企業の米IPOを今後も容認と伝わる
 ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅高。米CNBCが29日、中国当局は国内企業が上場要件を満たす限り今後も米国での上場を認める方針だと報じたことが材料視されているようだ。

 報道によれば、中国の証券監督当局は28日、証券各社にこの方針を伝えたとしている。中国テック企業に投資している同社の株価は高いところで前日比4%上昇する場面があった。

★12:53  プロルート丸光-後場上げ幅拡大 コロナ治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株の外部評価完了
 プロルート丸光<8256.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日11時30分、子会社のマイクロブラッドサイエンス(以下、MBS)が日本における開発展開のサポートを独占的に担っているVazyme Biotech製の新型コロナウイルス治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株について、共同開発および販売に関する業務の基本契約を締結したJSMG(東京都新宿区)により外部評価が完了したと発表した。

 JSMGの評価レポートでは、特異性および作用の強度の観点から抗体創薬のシード抗体として十分な活性である、既存抗体医薬の供給量不足を補うための非常に重要な創薬シードとなる可能性があると判断されたという。

 今後、MBSは、JSMGとの連携のもとでモノクローナル抗体再生細胞株の日本での展開に関して加速度的に交渉を進めていくとした。

★13:03  ソフトフロント-反発 ウェルネストコミュニケーションズが「commubo」導入
 ソフトフロントホールディングス<2321.T>が反発。同社は29日、子会社のソフトフロントジャパンが、ウェルネストコミュニケーションズ(東京都渋谷区)がAIオペレータ「commubo(コミュボ)」を活用して主に通販事業者向けサービスの提供を開始したと発表した。

 今回、ウェルネストコミュニケーションズは企業におけるDX支援の一環としてソフトフロントジャパンの自然会話AIプラットフォーム「commubo」によるAIオペレータサービスをソリューションメニューに追加し、ボイスボットを用いた電話業務の自動化ソリューションを拡充することになったとしている。

★13:11  大阪製鉄-後場上げ幅拡大 通期営業益予想を上方修正 1Qは2.4倍
 大阪製鉄<5449.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日13時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の19.0億円から32.0億円(前期比2.3倍)に上方修正すると発表した。

 鋼材需要は回復傾向がみられる一方、主原料である鉄スクラップ価格の高止まりや主要資材およびエネルギー価格の上昇が見込まれることなどを踏まえ、中期経営計画に基づいて収益確保に努めるとしている。
 
 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は17.9億円(前年同期比2.4倍)だった。販売価格の改善に取り組み、徹底的なコスト削減・成長戦略も推進したことに加え、在庫評価益なども寄与した。

 併せて、未定だった中間配当予想は7円(前年同期は無配)とした。


★13:13  サンワテクノス-後場急落 1Q営業益13.2倍も材料出尽くし
 サンワテクノス<8137.T>が後場急落。同社は29日13時、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が9.7億円(前年同期比13.2倍)だったと発表した。

 電子部門において、産業機械業界向けおよび自動車関連搭載向けの電子部品の販売が増加したことが寄与した。なお、株価は材料出尽くしから売りが優勢となっている。


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