前場コメント No.2 味の素、ローム、高度紙、JT、マキタ、野村HD

2021/08/02(月) 11:33
★9:03  味の素-大幅高 1Q事業益15%増 ヘルスケアが伸びる
 味の素<2802.T>が大幅高。同社は7月30日、22.3期1Q(4-6月)の連結事業利益(IFRS)は389億円(前年同期比15.1%増)だったと発表した。事業利益は、売上高から売上原価、販管費、研究開発費を控除し、持分法による損益を加えて算出する。

 調味料・食品および冷凍食品において、マーケティング費用の戦略的活用や原材料価格上昇の影響を受けたものの、ヘルスケアなどの大幅な増益が寄与した。

★9:04  ローム-大幅安 1Q営業益2.5倍 市場コンセンサス下回る
 ローム<6963.T>が大幅安。同社は7月30日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が152.7億円(前年同期比2.5倍)だったと発表した。市場コンセンサスは163.3億円。

 自動車関連市場および民生機器関連市場を中心に販売が増加したことが寄与した。

★9:04  ニッポン高度紙-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは2.1倍
 ニッポン高度紙工業<3891.T>が買い気配。同社は7月30日に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の30.0億円から37.0億円(前年同期比34.0%増)に引き上げると発表した。

 主力製品のアルミ電解コンデンサ用セパレータにおいて自動車の電装化や電動化が進展する車載向けおよび設備投資の回復が見られる産業機器向けを中心とした需要が増加していること、また、売上高増加にともなう稼働率向上による原価率の低減などもあり、前回予想を上回る見込みとなった。

 併せて発表した、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は13.2億円(前年同期比2.1倍)だった。

★9:04  JT-3日ぶり反発 通期営業益を上方修正 上期は28%増
 JT(日本たばこ産業)<2914.T>が3日ぶり反発。同社は7月30日、21.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の3630億円から4020億円(前期比14.3%減)に引き上げると発表した。

 海外たばこ事業が好調なことから、前回予想を上回る見通し。

 21.12期上期(4-9月)の連結営業利益は3221億円(前年同期比27.8%増)だった。

★9:04  JT-3日ぶり反発 たばこ税増税に伴い一部商品を値上げ
 JT(日本たばこ産業)<2914.T>が3日ぶり反発。同社は7月30日、10月1日からのたばこ税増税等に伴い、たばこの小売定価改定の認可申請を財務大臣に対し行ったと発表した。

 セブンスターは560円から600円。メビウスは540円から580円に値上げとなる。加熱式たばこを含む一部銘柄の小売定価改定については、今後改めて申請を予定している。

★9:05  マキタ-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは82%増
 マキタ<6586.T>が買い気配。同社は7月30日、22.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の830.0億円から885.0億円(前期比横ばい)に引き上げると発表した。

 建築・建設現場における工具需要を受けて、足もとの販売が想定より堅調に推移するとともに、為替レートが想定より円安基調で進んだことから、前回予想を上回る見通し。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は283.8億円(前年同期比82.3%増)だった。

★9:05  野村HD-4日続落 1Q最終益66%減 米顧客との取引に起因する損失が響く
 野村ホールディングス<8604.T>が4日続落。同社は7月30日、22.3期1Q(4-6月)の連結純利益(米国基準)は485億円(前年同期比66.0%減)だったと発表した。

 インベストメント・マネジメント部門が大幅に伸び、営業部門も堅調だった一方、ホールセール部門において米国顧客との取引に起因した損失を計上したことなどが響いた。


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