後場コメント No.2 CTC、SUBARU、東ソー、王子HD、星医療、レンゴー

2021/08/03(火) 15:02
★13:07  CTC-後場プラス転換 1Q営業益31%増 サービスビジネスと開発ビジネスが伸びる
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が後場プラス転換。同社は3日13時、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は76.6億円(前年同期比31.0%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は15.8%。

 サービスビジネスおよび開発ビジネスの売り上げが伸び、売上総利益率が改善したことが寄与した。

★13:07  SUBARU-後場マイナス転換 1Q営業益295億円も通期予想据え置き
 SUBARU<7270.T>が後場マイナス転換。同社は3日13時、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が295.4億円の黒字(前年同期は156.7億円の赤字)だったと発表した。

 重点市場である米国を中心に自動車全体需要は回復基調にあり、全世界生産台数は前年同期比99.4%増の18万4000台となったことが寄与した。なお、株価は好業績を織り込み済みで、上方修正がなかったことから売りに押されている。

★13:14  東ソー-後場急落 通期営業益予想を上方修正もコンセンサス下回る 1Qは黒字転換
 東ソー<4042.T>が後場急落。同社は3日13時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の930億円から1060億円(前期比20.7%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1200億円。

 ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)などの海外市況が高水準で推移したことや、在庫受け払い差の改善などが寄与する。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は301億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)だった。

 なお、通期見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りに押されている。

★13:29  王子HD-後場急落 1Q営業益2.6倍も利益確定売り優勢
 王子ホールディングス<3861.T>が後場急落。同社は3日13時、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が280.5億円(前年同期比2.6倍)だったと発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により停滞した経済活動の再開が進むにつれ、緩やかに需要が回復しつつあることに加え、パルプの販売価格の上昇が寄与した。

 なお、株価は好業績を好感し、一時プラス圏に浮上する場面があったが、その後は利益確定売りに押されている。

★13:29  星医療酸器-一時ストップ高 政府がタイ・ラオスに酸素濃縮器など送るとの報道を材料視か
 星医療酸器<7634.T>が一時ストップ高。NHKは3日、政府が新型コロナウイルスの感染が急拡大しているタイとラオスに対し、医療体制を支援するため、酸素濃縮器を送ることを決めたと報じた。

 報道によれば、茂木外務大臣が3日、閣議のあとの記者会見で明らかにしたようだ。タイには酸素濃縮器を775台送るほか、ラオスには酸素濃縮器100台とおよそ60万回分のワクチンを提供するとしている。

 報道を受け、酸素濃縮器や医療用酸素を取り扱う同社に買いが入っている。

★13:35  レンゴー-後場下げ幅拡大 1Q営業益18%増も利益確定売りが優勢
 レンゴー<3941.T>が後場下げ幅拡大。同社は3日13時、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は113億円(前年同期比18.1%増)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は53.6%。

 昨年にコロナ禍で落ち込んだ需要が回復傾向となったことで、板紙・紙加工関連事業の販売量が増加したこと、海外関連事業が大きく回復したことなどが寄与した。

 なお、株価は決算期待などにより大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。


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