後場コメント No.1 川崎船、郵船、日清紡HD、カカクコム、エコミック、エーザイ

2021/08/04(水) 15:01
★12:32  川崎汽船-後場上げ幅拡大 通期最終益予想を上方修正 1Qは1020億円の黒字
 川崎汽船<9107.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日11時30分、22.3期通期の連結純利益予想を従来の1900.0億円から2650.0億円(前期比2.4倍)に上方修正すると発表した。

 ドライバルク事業の引き続き堅調な輸送需要が期待されること、持分法適用会社のOCEAN NETWORK EXPRESSが運営するコンテナ船事業が予想を上回るおう盛な貨物需要および市況であることが寄与する。

 22.3期1Q(4-6月)の連結純損益は1020.0億円の黒字(前年同期は9.6億円の赤字)だった。

★12:35  日本郵船-後場買い気配 通期経常益を上方修正 年間配当予想を700円に増額修正
 日本郵船<9101.T>が。同社は4日12時、22.3期通期の連結経常利益予想を従来の3700億円から5000億円(前期比2.3倍)に引き上げると発表した。

 定期船事業における持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESSの業績が、おう盛な輸送需要の継続に伴い、想定を上回って推移していること、不定期専用船事業で、好調なドライバルク市況などにより収支の良化を見込んでいることから、前回予想を上回る見通し。

 22.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は1536億円(前年同月比9.3倍)だった。

 また、22.3期の年間配当予想を200円から700円(前期は200円)に修正すると発表した。

★12:37  日清紡HD-後場マイナス転換 上期営業益6.3倍も材料出尽くし
 日清紡ホールディングス<3105.T>が後場マイナス転換。同社は4日11時30分、21.12期上期(1-6月)の連結営業利益は194億円(前年同期比6.3倍)だったと発表した。

 無線・通信事業が好調に推移したことに加え、コロナ禍による影響から回復しつつあるマイクロデバイス事業、ブレーキ事業および精密機器事業が増収となったことが寄与した。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★12:39  カカクコム-反発 1Q営業益82%増 食べログ事業の増収などが寄与
 カカクコム<2371.T>が反発。同社は4日11時40分、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は40.1億円(前年同期比81.6%増)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は39.3%

 緊急事態宣言の影響を大きく受けた前年と比べ、価格.com事業は在宅勤務・巣ごもり需要の急激な高まりが落ち着き減収となった一方、食べログ事業が飲食店販促事業における販促サービスの有償提供を再開したことなどにより増収となった。また、新興メディア・ソリューション事業のうち求人ボックス事業および不動産領域の事業、ファイナンス事業がいずれも増収となったことも寄与した。

★12:41  エコミック-後場急落 1Q営業赤字3500万円 売上原価増が響く
 エコミック<3802.T>が後場急落。同社は4日11時30分、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が3500万円の赤字(前年同期は200万円の黒字)だった。オペレーション部門強化などに伴う労務費増加およびコミュニケーションシステムなどの設備投資に伴う減価償却費増加により売上原価が増加したことなどが響いた。

★12:45  エーザイ-3日続伸 通期営業益予想を上方修正 1Qは73%増
 エーザイ<4523.T>が3日続伸。同社は4日12時30分、22.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の580億円から760億円(前期比46.8%増)に上方修正すると発表した。
 
 「MORAb-202」に関する戦略的提携契約をはじめ、事業計画にて企図していた戦略的オプションの進ちょくや、直近の順調な業績動向などを踏まえた。
 
 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は554億円(前年同期比72.5%増)だった。


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