前場コメント No.5 KaizenPF、EAJ、DDS、寿屋、日伸銅、ブイキューブ

2021/08/16(月) 11:35
★9:15  カイゼンPF-売り気配 上期営業益3000万円 通期進ちょくは19%
 Kaizen Platform<4170.T>が売り気配。同社は13日、21.12期上期(1-6月)の連結営業損益が3000万円の黒字(前年同期は6200万円の赤字)だったと発表した。通期の会社計画1.6億円に対する進ちょくは18.8%。

 UX/DXソリューションおよび動画ソリューションの既存顧客の契約継続および新規顧客の獲得に注力するとともに、新サービスの投入、プロダクトの開発・改善、顧客数増加に向けたマーケティングなどの先行投資を実施し、増収増益となった。

 なお、株価は通期進ちょくの遅れを懸念した売りが優勢となっている。

★9:18  EAJ-売り気配 上期営業益39%増 2Qは営業赤字
 日本エマージェンシーアシスタンス<6063.T>が売り気配。同社は13日、21.12期上期(1-6月)の連結営業利益が7300万円(前年同期比39.1%増)だったと発表した。

 厚生労働省から受託した新型コロナウイルス感染症関連事業が大きく貢献した。海外旅行保険の付帯サービスならびに外国人患者受入の医療ツーリズムなどは、新型コロナの影響が甚大で低調。大学向けアシスタンスサービスは、留学中止によるキャンセルが響いた。

 四半期ベースでは2Q(4-6月)の連結営業損益は100万円の赤字となった。株価はこれを嫌気した売りに押されている。

★9:29  DDS-急落 今期営業赤字拡大見込む 上期は営業赤字1.9億円
 ディー・ディー・エス<3782.T>が急落。同社は13日に、従来未定としていた21.12期通期の連結営業損益予想を3.0億円の赤字(前期は1.5億円の赤字)と発表した。

 主力のバイオメトリクス事業においては、2Q実績および3Q以降の見通しを踏まえ、順調に進ちょくしている。マガタマ・FIDO事業はストック型売り上げのため、今年度の売り上げの貢献度はあまり大きくなく、センサー事業は今期中は大きな売り上げ計上は困難であると判断したとしている。

 併せて発表した、21.12期上期(1-6月)の連結営業損益は1.9億円の赤字(前年同期は0.7億円の赤字)だった。前年度において子会社化したMICROMETRICS TECHNOLOGIESについて1Qより損益計算書を連結したことによる販管費の増加などが響いた。

★9:35  寿屋-ストップ高買い気配 今期営業益22%増見込む 前期は4.3倍
 寿屋<7809.T>がストップ高買い気配。同社は13日、22.6期通期の営業利益予想を12.0億円(前期比21.5%増)だと発表した。

 他社IP製品の販売に加え、自社IP製品の開発・製造についても継続的に注力する。

 21.6期通期の営業利益は9.9億円(前の期比4.3倍)だった。国内、海外ともにプラモデル関連製品の売り上げが好調だった。「にじさんじ」関連商品も好調に推移した。

★9:36  日本伸銅-急騰 通期営業益を上方修正 1Qは3.9倍
 日本伸銅<5753.T>が急騰。同社は13日、22.3期通期の営業利益予想を従来の8.7億円から16.0億円(前期比3.3%減)に引き上げると発表した。

 銅相場の高騰および販売数量の増加などにより、前回予想を上回る見通し。

 22.3期1Q(4-6月)の営業利益は7.4億円(前年同期比3.9倍)だった。

★9:37  ブイキューブ-急落 通期売上高予想を上方修正も利益予想は据え置き
 ブイキューブ<3681.T>が急落。同社は13日、21.12期通期の連結売上高予想を従来の122.0億円から130.0億円(前期比57.0%増)に上方修正すると発表した。

 オフィス内のウェブ会議用途でテレキューブの需要が拡大していることや、6月に買収した米国でイベントDX事業を展開するXyvidの業績寄与などを踏まえた。来期以降の事業成長加速のための広告宣伝費、営業投資などを予定しているため、利益予想は据え置いた。

 21.12期上期(1-6月)の連結営業利益は10.2億円(前年同期比3.9倍)だった。

 なお、通期の利益予想を据え置いたこともあり、株価は失望売りに押されている。


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