前場コメント No.7 レーザーテク、ＨＯＹＡ、アイケイ、ヤマハ発、富士通、日本製鉄
★9:48 レーザーテック－急騰 SOX指数2.6％高を好感 半導体関連に買い
レーザーテック<6920.T>が急騰。23日の米国市場SOX（フィラデルフィア半導体）指数が前日比2.6％高の3342.01まで上昇したことが材料。
米国市場では足もと半導体関連の調整が続いていたが、反騰のきざしがみられたことから、同社のほか国内半導体関連銘柄に買いが入っている。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>も高い。
レーザーテック<6920.T>が急騰。23日の米国市場SOX（フィラデルフィア半導体）指数が前日比2.6％高の3342.01まで上昇したことが材料。
米国市場では足もと半導体関連の調整が続いていたが、反騰のきざしがみられたことから、同社のほか国内半導体関連銘柄に買いが入っている。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>も高い。
★9:55 ＨＯＹＡ－ＪＰモルガンが目標株価を引き上げ 業績予想を上方修正、業績の安定感を再評価
ＨＯＹＡ<7741.T>が堅調。ＪＰモルガン証券では、業績予想を上方修正、業績の安定感を再評価。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を15900円から18200円に引き上げた。
ロケットスタートの1Q決算を受け、業績予想を上方修正。アップサイドはライフケアの利益率とHDD・ブランクス事業の売上高という。ライフケアは販売管理費が抑制された状態で製品ミックスがいいことから利益率が高い状況が続いていると指摘している。利益率は中期的には通常水準に収れんしていくと考えるも、短期業績に対してはアップサイド材料となると予想。HDDガラスサブストレートについてはデータセンター向けを中心に通年を通して高水準を維持すると考えている。過去最高を更新する業績にもピークアウトは見えていないという。
ＨＯＹＡ<7741.T>が堅調。ＪＰモルガン証券では、業績予想を上方修正、業績の安定感を再評価。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を15900円から18200円に引き上げた。
ロケットスタートの1Q決算を受け、業績予想を上方修正。アップサイドはライフケアの利益率とHDD・ブランクス事業の売上高という。ライフケアは販売管理費が抑制された状態で製品ミックスがいいことから利益率が高い状況が続いていると指摘している。利益率は中期的には通常水準に収れんしていくと考えるも、短期業績に対してはアップサイド材料となると予想。HDDガラスサブストレートについてはデータセンター向けを中心に通年を通して高水準を維持すると考えている。過去最高を更新する業績にもピークアウトは見えていないという。
★10:04 アイケイ－続伸 株主優待制度を一部変更
アイケイ<2722.T>が続伸。同社は23日、株主優待制度の内容を一部変更すると発表した。
従来は、500株以上1000株未満および1000株以上を保有の場合は、同社取り扱い商品に使える金券2000円が2枚贈呈されていたが、2021年5月31日の権利分から4000円1枚に変更される。
また、従来では1商品の購入につき金券1枚までの利用に限られていたが、変更後は1回の購入につき1枚の利用（1回の購入時に複数商品、複数個の利用が可能）が可能になるとしている。
アイケイ<2722.T>が続伸。同社は23日、株主優待制度の内容を一部変更すると発表した。
従来は、500株以上1000株未満および1000株以上を保有の場合は、同社取り扱い商品に使える金券2000円が2枚贈呈されていたが、2021年5月31日の権利分から4000円1枚に変更される。
また、従来では1商品の購入につき金券1枚までの利用に限られていたが、変更後は1回の購入につき1枚の利用（1回の購入時に複数商品、複数個の利用が可能）が可能になるとしている。
★10:05 ヤマハ発動機－急落 ヤマハの同社株売却で需給悪化を懸念
ヤマハ発動機<7272.T>が急落。ヤマハ<7951.T>が24日、保有する同社株式の一部売却が完了したと発表したことが材料。
ヤマハが証券会社を通じたブロックトレードによる売却により、同社株式を1900万株売却したことを受け、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
ヤマハ発動機<7272.T>が急落。ヤマハ<7951.T>が24日、保有する同社株式の一部売却が完了したと発表したことが材料。
ヤマハが証券会社を通じたブロックトレードによる売却により、同社株式を1900万株売却したことを受け、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
★10:11 富士通－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 海外リージョンや5G関連需要取込み等に注目
富士通<6702.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、海外リージョンや5G関連需要取込み等に注目。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は23000円→23400円に引き上げた。
22/3期営業利益は2950億円(前期比11%増)と会社計画2750億円(同3%増)、コンセンサス(IFIS)2847億円を上回ると予想。会社計画比+200億円はDS+170億円が主因という。23/3期営業利益も3500億円(同19%増)とコンセンサス3115億円を上回るとみている。TS（テクノロジーソリューション）は主力のソリューション・サービス(SS)が増益を牽引する他、海外リージョン収益性向上や5G基地局需要の取込み等も増益に貢献するとみている。
富士通<6702.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、海外リージョンや5G関連需要取込み等に注目。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は23000円→23400円に引き上げた。
22/3期営業利益は2950億円(前期比11%増)と会社計画2750億円(同3%増)、コンセンサス(IFIS)2847億円を上回ると予想。会社計画比+200億円はDS+170億円が主因という。23/3期営業利益も3500億円(同19%増)とコンセンサス3115億円を上回るとみている。TS（テクノロジーソリューション）は主力のソリューション・サービス(SS)が増益を牽引する他、海外リージョン収益性向上や5G基地局需要の取込み等も増益に貢献するとみている。
★10:12 日本製鉄－大和が目標株価引き上げ 過小評価されている構造変化
日本製鉄<5401.T>が続伸。大和証券では、過小評価されている構造変化と指摘。投資判断は「1（買い）」を継続、目標株価は3000円→3200円に引き上げた。
大和予想を事業利益で21年度：7049億円（従来4861億円）、22年度：4685億円（同4054 億円）へ増額。在庫評価影響を除く実質ベースでは21年度：5949億円（同4161億円）、22年度：5425億円（同4384億円）へ増額した。1Q決算時に上方修正された会社計画（事業利益6000億円）に関しては、既公表の海外関係会社決算、足元までのグローバル鋼材市況高騰と国内市況への波及の見通し、今後の中国粗鋼減産に伴う更なる需給タイト化の可能性等を考慮し、なおも上振れ余地を残すと判断している。
日本製鉄<5401.T>が続伸。大和証券では、過小評価されている構造変化と指摘。投資判断は「1（買い）」を継続、目標株価は3000円→3200円に引き上げた。
大和予想を事業利益で21年度：7049億円（従来4861億円）、22年度：4685億円（同4054 億円）へ増額。在庫評価影響を除く実質ベースでは21年度：5949億円（同4161億円）、22年度：5425億円（同4384億円）へ増額した。1Q決算時に上方修正された会社計画（事業利益6000億円）に関しては、既公表の海外関係会社決算、足元までのグローバル鋼材市況高騰と国内市況への波及の見通し、今後の中国粗鋼減産に伴う更なる需給タイト化の可能性等を考慮し、なおも上振れ余地を残すと判断している。
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