前場コメント No.5 ユーグレナ、UACJ、マツダ、NEC、カネ美食品、タダノ

2021/08/25(水) 11:35
★9:32  ユーグレナ-反発 東京クリアセンター食品廃棄物収集専用車両においてサステオを使用開始
 ユーグレナ<2931.T>が反発。同社は24日、東京クリアセンター(東京都千代田区)が所有・運行している食品廃棄物収集専用車両にて、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の使用を8月より開始したと発表した。

 サステオディーゼル燃料導入と同時に、東京クリアセンターのグループ会社であるアルフォから回収した使用済み食用油を、同社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントにおいてバイオ燃料を製造する際の原料の一部として使用するとしている。

★9:36  UACJなど-大幅高 ダイキンが銅からアルミに切り替えとの報道で動意 一時6%高
 UACJ<5741.T>、大紀アルミニウム工業所<5702.T>などアルミ関連が高い。25日付の日本経済新聞朝刊において、ダイキン工業<6367.T>が2024年度までに、主力のエアコンに使う銅の量を世界で現在の年9万トンから半減させると報じたことが材料。

 記事によれば、新型コロナウイルス禍からの経済回復期待や自動車の電動化など脱炭素の動きを背景に、銅の国際価格は1年で4~5割上昇。収益圧迫リスクの高まりを受けて他社に先行してアルミニウムに切り替えるとしている。

 アルミニウム需要増への期待から、関連銘柄に買いが入っている。両社とも9時30分時点で前日比6%超上昇する場面があった。

★9:39  マツダ-3日続伸 長安マツダの増資プロジェクトに関し共同声明を発表
 マツダ<7261.T>が3日続伸。同社と中国の長安汽車および中国一汽は24日、中国一汽が北京産権取引所にて、同社と長安汽車の中国合弁企業である長安マツダが実施する増資プロジェクトに参加かつ落札したことを受け、3社は中国一汽が長安マツダに出資することについて合意したと発表した。

 今回の合意に基づき、中国一汽は長安マツダの増資プロジェクトの出資者として、自己が保有する一汽マツダの60%の出資持分をもって長安マツダに対し出資を行うという。これにより、それぞれの出資比率は同社が47.5%、長安汽車が47.5%、中国一汽が5%となる。今回の出資構成変更により、合弁会社の戦略および運営におけるあらゆるチャンスを活用するとしている。

★9:43  NEC-SMBC日興が目標株価引き上げ 「長期は5G、短中期は収益改善がカギ」
 NEC<6701.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、長期は5G、短中期は収益改善がカギと判断。投資判断「1」を継続、目標株価を7900円→8500円と引き上げた。

 Open RANの拡大普及に伴い、さらに同社5G基地局ソリューションが採用されるニュースフローは期待できる。一方、短中期業績を考えるうえでの注目点は低収益事業の収益改善であり、具体的な進ちょく、ロードマップの提示が待たれると指摘している。

★9:43  カネ美食品-4日続落 15万3900株の立会外分売を実施
 カネ美食品<2669.T>が4日続落。同社は24日、15万3900株の立会外分売を実施すると発表した。分売実施日は8月25日。株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るためとしている。

★9:44  タダノ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ クレーンはレイトサイクル、息の長い業績拡大が続く
タダノ<6395.T>が3日続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、クレーンはレイトサイクル、息の長い業績拡大が続くと予想。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は1400円→1500円に引き上げた。

 クレーン需要が回復局面を迎えており、欧州事業のリストラやTDGのPMIの進展で、今後は業績拡大局面を迎えるとみている。株価バリュエーションの割安感も指摘。営業利益予想は、(1) 部材費・物流費などの変動費上昇を見込む、(2) 国内と欧州で想定以上に固定費削減が進んでいるため、固定費削減をより強く想定、(3) 為替前提をドル110円(従来105円)、ユーロ130円(同125円)とし、全体では上方修正とした。


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