前場コメント No.4 JMDC、ザ・パック、エアトリ、新電工、NISSHA、PSS

2021/08/31(火) 11:34
★9:14  JMDC-4日続伸 AIによる薬局の在庫適正化サービスの効果検証に着手
 JMDC<4483.T>が変わらずを挟んで4日続伸。同社は31日8時45分、子会社のユニケソフトウェアリサーチが、AIを活用した保険薬局の在庫適正化サービスの実用化にあたり、複数の薬局チェーンにおける効果検証に着手すると発表した。

 今秋、このAI需要予測による発注数量の自動抽出に加え、指定した日付で発注を行う予約機能、AI需要予測の中から薬剤師に発注数の判断を仰ぐ医薬品のリスト化機能などを「在庫適正化サービス」として提供する予定としている。

★9:14  ザ・パック-3日ぶり反落 中期経営計画を取り下げ コロナ禍で達成困難
 ザ・パック<3950.T>が3日ぶり反落。同社は30日、2020年2月25日に開示した中期経営計画(20.12期から22.12期までの3年間)の数値目標を取り下げると発表した。

 新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を勘案した結果、達成は困難と判断したとしている。

★9:24  エアトリ-7日続伸 エスクリと業務提携
 エアトリ<6191.T>が7日続伸。同社は30日、エスクリ<2196.T>と業務提携し、エスクリのサイトにて挙式を予約したブライダルゲストに限定で、同社商品の取り扱いを開始すると発表した。

 これまで遠方より結婚式に参列するゲストは、さまざまな旅行サイトを比較検討し、宿泊や航空券などの申し込みをする必要があった。今回の業務提携により、ブライダルゲストは「エアトリ」が取り扱う「国内ホテル」、「国内航空券」、「新幹線」の検索・予約が可能になるとしている。

★9:25  新光電工-大和が新規に「アウトパフォーム」 押し目買いの機会
 新光電工<6967.T>が続伸。大和証券では、押し目買いの機会と指摘。投資判断は新規に「2(アウトパフォーム )」とし、目標株価は4800円円に設定した。

 株価は2020年安値から既に5倍となっており今更感は指摘されるとしながらも、6月末高値と比べ14%程度下落。短期業績のピークアウト懸念が主因とみている。22/3期1Qは減価償却が低水準のままサーバー向けハイエンドパッケージの構成が上昇し、やや出来過ぎだった可能性はあるが、上方修正後の会社計画は依然保守的と判断。大手顧客の新型MPUの量産スケジュールが後ろ倒しになったとは言え、来期の増益要因として効いてくるとみている。今・来期共に過去最高営業利益更新を見込んでいる。


★9:29  NISSHA-三菱UFJMSが目標株価引き上げ バリュエーション面には魅力あり
 NISSHA<7915.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、バリュエーション面には魅力ありと指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は1800円→2000円に引き上げた。

 今後1年以内の株価形成で警戒するべきイベントは22年2月(21/12期決算と新年度計画発表)と22年5月と8月の四半期決算と考えている。スマホ向けフィルムセンサー減少等によるディバイス部門の減益影響が避け難く、決算発表前の株価は上値が重い展開となると予想。他方、今期末予想PBR0.86倍、今期末予想ネットキャッシュ約86億円の好財務、減益想定でも22/12期予想 PER13.3倍にとどまり、23/12期は増収増益に転じると予想、中長期的には株価は上昇するとみている。


★9:34  PSS-7日続伸 新型コロナウイルスに対する迅速核酸抽出用プロトコールICカードを販売開始
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が7日続伸。同社は30日、日本国内での新型コロナウイルス感染防止に向け、全自動核酸抽出装置専用プロトコールICカード「MagDEA Dx SV 200 for GENECUBE R 12gC」を同日より販売開始すると発表した。

 同製品は、東洋紡<3101.T>が販売する全自動遺伝子解析装置「GENECUBE」に対する検体処理として、鼻咽頭拭い液、唾液検体から従来法の約1/3の動作時間(約10分)で、従来法と同等の効率の全自動核酸抽出を行うことが可能だとしている。


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