〔Market Flash〕経済活動再開銘柄への資金シフトを~東海東京

2021/09/09(木) 12:45
【12:45】経済活動再開銘柄への資金シフトを~東海東京  東海東京調査センターでは、国内の新柄コロナ新規感染者数にピークアウト感が見られ始めている点に注目している。当面は、政府による緊急事態宣言などの規制が続くと考えられることから、サービス業PMIなどの経済指標で回復傾向が示されるには、しばらく時間がかかる可能性がある。ただし、株式市場では国内の感染拡大がピークアウトに向かうタイミングで、経済活動正常化を織り込みにいくと東海東京では指摘。株式投資の観点から見れば、経済活動再開で恩恵を受ける銘柄に資金をシフトさせたいとコメントしている。 【10:20】電力ガスのトップピックは中部電力と九州電力~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では電力ガスセクターに関して、2Q決算発表に向けての主な注目点として、以下の3点を挙げている。(1)2Qの原油価格は会社前提を上回って推移する可能性があり、電力ガス会社のタイムラグ影響が会社計画よりも悪化するリスクに注意、(2)新型コロナ影響による電力ガスの販売量への影響を注視、(3)11月にCOP26(国連気候変動枠組条約第2 回締約国会議)が開催予定。三菱UFJMSでは、エネルギー会社のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みに関する株式市場の注目は、さらに高まる可能性が高いと考えている。個別では、中部電力<9502.T>と九州電力<9508.T>をトップピック銘柄として注目している。 【9:40】GDP2次速報を受けて経済見通しを改訂~SMBC日興  SMBC日興証券では、2021年4-6月期GDP2次速報を受けて、経済見通しを改訂している。実質GDP成長率は、21年度を前年比+3.3%、22年度を同+2.8%としている。4-6月期GDPの上方修正を反映させ、前回8月20日の予想からは、21年度を0.2ppt上方修正した。景気回復の見方に変更はないとしている。4-6月期の実質GDP成長率は、3回目の緊急事態宣言の発令にも関わらず、プラス成長となった。ただ、4-6月期の民間消費が3月の急回復によってゲタを履いた影響が大きいとSMBC日興では判断している。日本経済は引き続きコロナ感染に左右される展開になるとみており、ポイントとしては、コロナ感染、医療崩壊のリスク、ワクチン接種の3つを挙げている。 【8:45】寄り前気配はコーセー、ノーリツ、アシックス、滋賀銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、コーセー<4922>+5.35%、ノーリツ<5943>+5.02%、アシックス<7936>+4.74%、滋賀銀<8366>+4.40%、アコム<8572>+4.20%、ニコン<7731>+4.18%、富士電機<6504>+3.14%、マツダ<7261>+2.97%、北国銀<8363>+2.84%、資生堂<4911>+2.80%などが高い気配値。  一方、アズビル<6845>-18.08%、ニッコンHD<9072>-16.90%、セガサミーH<6460>-10.16%、オリンパス<7733>-6.25%、シスメックス<6869>-6.24%、シマノ<7309>-5.88%、OSG<6136>-5.41%、三和HD<5929>-5.15%、住友ベ<4203>-4.57%、大日住薬<4506>-4.27%などが安い気配値となっている。
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