前場コメント No.2 ストリーム、キヤノン、ミライアル、ALBERT、日本新薬、楽天地

2021/09/09(木) 11:33
★9:04  ストリーム-売り気配 上期営業益5%増も5-7月は赤字
 ストリーム<3071.T>が売り気配。同社は8日、22.1期上期(2-7月)の連結営業利益は2.8億円(前年同期比5.3%増)だったと発表した。2Q(5-7月)は0.9億円の赤字となった。

 インターネット通販事業において、前期における特別定額給付金の支給効果が一巡し、パソコン、エアコン、大画面テレビなどが伸び悩んだ。販促施策強化に伴う広告宣伝費の増加や、価格競争による粗利低下なども響いた。

★9:05  キヤノン-底堅い カナダ半導体買収 高精細のカラーCT開発=日経
 キヤノン<7751.T>が底堅い。9日付の日本経済新聞朝刊は、同社が医療機器事業の拡大に向けてカナダの半導体メーカーを買収すると報じた。

 記事によれば、金額は300億円強。高精細でカラー表示ができるコンピューター断層撮影装置(CT)を2025年にも実用化するようだ。技術革新に向けて先端半導体を取り込む動きが広がるとしている。

★9:05  ミライアル-買い気配 3Q累計営業益82%増見込む 上期は60%増
 ミライアル<4238.T>が買い気配。同社は8日、従来未定としていた22.1期3Q累計(1-10月)の連結営業利益予想は10.9億円(前年同期比82.3%増)と発表した。プラスチック成形事業について、通信機器などの需要拡大が継続し、堅調に推移する見込み。

 22.1期上期(2-7月)の連結営業利益は7.0億円(前年同期比60.7%増)だった。プラスチック成形事業において、原料・その他購入部材の価格上昇があったものの、半導体業界の堅調な需要を背景に、工場の高稼働が維持されたことなどが寄与した。

★9:05  ALBERT-急騰 日本総合研究所とDX分野で協業
 ALBERT<3906.T>が急騰。同社は8日、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>傘下の日本総合研究所とデジタルトランスフォーメーション(DX)の領域において協業すると発表した。

 両社の強みを生かしてビジョン・戦略策定から実装まで一貫して支援することで、企業の全社的なDXアクションを後押しするほか、新たな商品・ソリューション開発も進める予定としている。

★9:06  日本新薬-9日続伸 コロナ薬の吸入剤開発へ 来年度にも治験入りと報じられる
 日本新薬<4516.T>が9日続伸。9日付の化学工業日報は、同社が口から吸入するタイプの新型コロナウイルス感染症治療薬を開発すると報じた。

 記事によれば、吸入剤は薬剤が肺などに直接作用するため、呼吸器系への抗ウイルス効果と安全性が期待できるという。ウイルスの変異しにくい部分をターゲットにし、あらゆるコロナウイルスに有効な核酸医薬の実用化をめざすようだ。開発候補品を絞り込む最終段階に進んでおり、来年度にも治験を始める計画としている。

★9:09  東京楽天地-5日ぶり反落 通期最終損益予想を下方修正 コロナ収束への長期化を想定
 東京楽天地<8842.T>が5日ぶり反落。同社は8日、22.1期通期の連結純損益予想を従来の1.5億円の黒字から0.5億円の黒字(前期は2.9億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 相次ぐ緊急事態宣言の発出などにより新型コロナの収束には時間がかかると想定され、娯楽サービス関連事業および飲食・販売事業の売上高の回復度合いが当初よりも鈍化する見込みとしている。

 22.1期上期(2-7月)の連結純損益は0.7億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)だった。


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