前場コメント No.4 日鋳造、ラクオリア、BASE、OLC、三菱重、味の素
★9:12 日本鋳造-買い気配 JAXAと共同研究で低熱膨張合金の3Dプリンター技術の基礎段階を達成
日本鋳造<5609.T>が買い気配。同社は9日、宇宙での地球・天文観測衛星の軽量化を目的に、2019年度より2年間にわたり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とともに、低熱膨張合金の積層造形(3Dプリンター)技術の共同研究を実施してきたが、このたびその基礎段階が完了したと発表した。
同共同研究により機械加工では困難な肉抜き構造(ラティス構造)を実現させ、40%以上の軽量化を達成したほか、構造部材における低熱膨張特性においても従来と同程度の低熱膨張率を達成したとしている。
日本鋳造<5609.T>が買い気配。同社は9日、宇宙での地球・天文観測衛星の軽量化を目的に、2019年度より2年間にわたり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とともに、低熱膨張合金の積層造形(3Dプリンター)技術の共同研究を実施してきたが、このたびその基礎段階が完了したと発表した。
同共同研究により機械加工では困難な肉抜き構造(ラティス構造)を実現させ、40%以上の軽量化を達成したほか、構造部材における低熱膨張特性においても従来と同程度の低熱膨張率を達成したとしている。
★9:13 ラクオリア創薬-3日続伸 シロス社からのマイルストン達成に伴う一時金受領
ラクオリア創薬<4579.T>が3日続伸。同社は10日8時30分、Syros Pharmaceuticals(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)より、連結子会社のテムリックがシロス社へ導出したレチノイン酸受容体作動薬(タミバロテン/TM-411/SY-1425、以下「タミバロテン」)について、ベネトクラクス、アザシチジンとの3剤併用療法の、RARA陽性未治療Unfit AML(Acute Myeloid Leukemia:急性骨髄性白血病)を対象とした第2相臨床試験(SELECT-AML-1)において、最初の被験者への投与を完了し、マイルストンを達成したとの連絡を受けたと発表した。
これにより、テムリックはマイルストン達成に伴う一時金100万米ドルを受領し、21.12期の事業収益に計上する予定としている。
ラクオリア創薬<4579.T>が3日続伸。同社は10日8時30分、Syros Pharmaceuticals(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)より、連結子会社のテムリックがシロス社へ導出したレチノイン酸受容体作動薬(タミバロテン/TM-411/SY-1425、以下「タミバロテン」)について、ベネトクラクス、アザシチジンとの3剤併用療法の、RARA陽性未治療Unfit AML(Acute Myeloid Leukemia:急性骨髄性白血病)を対象とした第2相臨床試験(SELECT-AML-1)において、最初の被験者への投与を完了し、マイルストンを達成したとの連絡を受けたと発表した。
これにより、テムリックはマイルストン達成に伴う一時金100万米ドルを受領し、21.12期の事業収益に計上する予定としている。
★9:17 BASE-みずほが新規に「買い」 個人覚醒を促すECプラットフォームとしての市場創出力を評価
BASE<4477.T>が大幅反発。みずほ証券では、個人覚醒を促すECプラットフォームとしての市場創出力を評価。投資評価は新規に「買い」とし、目標株価は1830円に設定した。
コロナ禍で活発化した小規模事業体によるEC参入の受け皿となり、取扱高を拡大させていると指摘。ターゲット市場での高い認知度や機能の利便性などを背景に、今後も順調な事業拡大を予想している。拡大する顧客基盤上で、蓄積される購買データを元に、金融や集客支援など新領域への進出にも期待。今後は過度な競争激化懸念の後退が株価の再評価につながる展開とみている。
BASE<4477.T>が大幅反発。みずほ証券では、個人覚醒を促すECプラットフォームとしての市場創出力を評価。投資評価は新規に「買い」とし、目標株価は1830円に設定した。
コロナ禍で活発化した小規模事業体によるEC参入の受け皿となり、取扱高を拡大させていると指摘。ターゲット市場での高い認知度や機能の利便性などを背景に、今後も順調な事業拡大を予想している。拡大する顧客基盤上で、蓄積される購買データを元に、金融や集客支援など新領域への進出にも期待。今後は過度な競争激化懸念の後退が株価の再評価につながる展開とみている。
★9:20 OLC-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 中期収益成長ストーリー不変
オリエンタルランド<4661.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、生活正常化期待から株価上昇、中期収益成長ストーリー不変と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は18500円→20000円に引き上げた。
業績予想は減額しているが、(1) 新規アトラクションの導入による施設魅力の向上、(2) 新エリア開業など施設拡張効果、(3) ファストパス有料化など価格戦略の進展などを考慮すれば、新型肺炎感染症収束後における中期的な収益成長ストーリーは不変とし、株価は割安な水準と考えている。
オリエンタルランド<4661.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、生活正常化期待から株価上昇、中期収益成長ストーリー不変と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は18500円→20000円に引き上げた。
業績予想は減額しているが、(1) 新規アトラクションの導入による施設魅力の向上、(2) 新エリア開業など施設拡張効果、(3) ファストパス有料化など価格戦略の進展などを考慮すれば、新型肺炎感染症収束後における中期的な収益成長ストーリーは不変とし、株価は割安な水準と考えている。
★9:22 三菱重工業-反発 CO2回収コスト半減 小型プラント実用化へ=日経
三菱重工業<7011.T>が反発。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2023年、小型の二酸化炭素(CO2)回収プラントを実用化すると報じた。
記事によれば、火力発電所などに使う大型装置が一般的だったが、ごみ処理場など小規模施設でもCO2を回収できるようになるようだ。将来は1トンあたりの回収コストを現在の半分程度に下げる。幅広い業種での脱炭素に向けた取り組みを後押しするとしている。
三菱重工業<7011.T>が反発。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2023年、小型の二酸化炭素(CO2)回収プラントを実用化すると報じた。
記事によれば、火力発電所などに使う大型装置が一般的だったが、ごみ処理場など小規模施設でもCO2を回収できるようになるようだ。将来は1トンあたりの回収コストを現在の半分程度に下げる。幅広い業種での脱炭素に向けた取り組みを後押しするとしている。
★9:23 味の素-続伸 タイ産冷食の販売休止 コロナ拡大影響=日経
味の素<2802.T>が続伸。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が9日、タイで生産している唐揚げなどの冷凍食品の販売を9月中旬以降、一時休止することを明らかにしたと報じた。
記事によれば、新型コロナウイルスの感染拡大で現地の工場の生産量が落ち込んでいるため。販売再開の時期は未定としている。なお、株価は地合いに連れ高している。
味の素<2802.T>が続伸。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が9日、タイで生産している唐揚げなどの冷凍食品の販売を9月中旬以降、一時休止することを明らかにしたと報じた。
記事によれば、新型コロナウイルスの感染拡大で現地の工場の生産量が落ち込んでいるため。販売再開の時期は未定としている。なお、株価は地合いに連れ高している。
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