後場コメント No.1 テリロジー、Eインフィニティ、JAL、共和コーポ、アララ、フォーカスS

2021/09/10(金) 15:07
★12:32  テリロジー-5日ぶり反発 環境DXベンチャーのCBAに出資
 テリロジー<3356.T>が5日ぶり反発。同社は10日11時30分、環境DXベンチャーのCBA(東京都目黒区)と資本業務提携し、CBAが発行する新株予約権を引き受けると発表した。

 CBAは調達した資金によって、本格稼働に向けた産業廃棄物処理・管理DXプラットフォームの開発を継続することに加え、同社との業務提携を進めることで相互発展につなげるとしている。

★12:33  アースインフィニティ-後場上げ幅拡大 風力発電所を新設
 アースインフィニティ<7692.T>が後場上げ幅拡大。同社は10日12時に、SDGsへの取り組みを最重要課題のひとつとして位置付けており、再生可能エネルギーの開発の一環として、5月18日にリリースした「愛媛県西宇和郡ウィンドファーム」と同地域に、新たに事業用風力発電所を新設すると発表した。

 新設する事業用風力発電所は、2022年4月の運転開始に向けて、2021年10月より建設に着手するとしている。

★12:35  JAL-3日ぶり反発  劣後ローンなどによる資金調達を正式発表 総額3000億円
 日本航空<9201.T>が3日ぶり反発。同社は10日11時30分、劣後特約付タームローンの契約締結および公募ハイブリッド社債(劣後特約付き)の発行を行うと発表した。

 この劣後ローンと劣後債(ハイブリッド・ファイナンス)の発行により、総額3000億円程度の資金調達を予定しており、また、株式を希薄化させることなく実質的な財務構成比率を改善し、財務の健全性を高めることが可能としている。

 調達資金については、CO2排出量を大幅に削減できるエアバス「A350-1000」型航空機の導入や、国内線におけるレベニューマネジメントシステムの刷新の設備投資資金などに充てる予定。

 なお、この件については日本経済新聞電子版が9日にすでに報じており、株価への影響は限定的となっている。

★12:37  共和コーポ-小動き 新会社を設立 新事業を譲り受け
 共和コーポレーション<6570.T>が小動き。同社は10日12時、100%出資子会社を新たに設立し、ブルーム(東京都渋谷区)より同社が運営する「スクイーズ」(ポリウレタン製の造形物)を中心とした玩具の企画・開発および販売などの事業を譲り受け、新たな事業を開始すると発表した。

 事業を譲り受けする予定のブルームは、2021年6月30日に東京地方裁判所より民事再生手続きの開始決定を受けており、今後、当該監督委員の同意および裁判所の許可を受けることを前提としている。

★12:38  アララ-後場上げ幅拡大 バリューデザインとの業務提携検討開始
 アララ<4015.T>が後場上げ幅拡大。同社は10日12時30分、持分法適用関連会社であるバリューデザイン<3960.T>との業務提携について検討を開始したと発表した。

 両社メンバーによる提携検討のプロジェクトチームにより、ハウス電子マネー領域における、営業およびサービス提供における協業、店舗の販促・集客を中心としたマーケティング領域におけるデジタル化(DX)関連サービスの開発・展開などについて検討する予定としている。

★12:53  フォーカスシステムズ-反発 AI用いた新たな脳核医学検査手法の開発に着手
 フォーカスシステムズ<4662.T>が反発。同社は9日、横浜市立大学放射線診断学教室と、脳の核医学検査において「SPEC装置」で生成された画像をAIで高精度化する共同研究を開始したと発表した。

 「SPECT装置」には、高性能・高価な「SPECT/CT装置」と、CT一体型でない比較的安価な「SPECT装置」があり、同研究では「SPECT装置」でも「SPECT/CT装置」と同等の医用画像を生成することをめざすとしている。


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