サムコ-急落 今期営業益35%増見込むもコンセンサス下回る
サムコ<6387.T>が急落。同社は10日、22.7期通期の営業利益予想は13.4億円(前期比35.4%増)、年間配当予想は30円(前期は30円)と発表した。市場コンセンサスは17.3億円。
オプトエレクトロニクス分野では通信用レーザーやマイクロLED用途、電子部品分野では高周波デバイス、パワーデバイス、各種センサー用途などでの受注を見込む。課題となっている海外への出荷装置の設置業務遅れについても、現地人員の強化と本社サポート体制の充実を図るとしている。
21.7期通期の営業利益は9.9億円(前の期比9.7%増)だった。生産用装置のメンテナンスに伴う部品販売が拡大したことなどが寄与した。併せて、期末配当を従来予想の25円から30円に決定した。
なお、今期見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
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