前場コメント No.6 くら寿司、牧野フ、トリケミカル、神島化、パンパシHD、DMG森精
★10:23 くら寿司-大幅安 通期営業赤字25億円見込む 3Q累計は10億円の赤字
くら寿司<2695.T>が大幅安。同社は10日、未定としていた21.10期通期の連結営業利益予想を25.4億円の赤字(前期は3.5億円の黒字)だと発表した。市場コンセンサスは51.0億円の黒字。
アフターコロナを見据え、「スマートくら寿司」や店舗改装への投資を積極的に展開していることなどから、営業赤字を見込む。
21.10期3Q累計(11-7月)の連結営業損益は10.1億円の赤字(前年同期は14.6億円の赤字)だった。
くら寿司<2695.T>が大幅安。同社は10日、未定としていた21.10期通期の連結営業利益予想を25.4億円の赤字(前期は3.5億円の黒字)だと発表した。市場コンセンサスは51.0億円の黒字。
アフターコロナを見据え、「スマートくら寿司」や店舗改装への投資を積極的に展開していることなどから、営業赤字を見込む。
21.10期3Q累計(11-7月)の連結営業損益は10.1億円の赤字(前年同期は14.6億円の赤字)だった。
★10:26 牧野フライス-SMBC日興が目標株価引き上げ 中国受注は2Qも高水準が期待できる
牧野フライス製作所<6135.T>が反発。SMBC日興証券では、中国受注は2Qも高水準が期待できると指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は5700円から6200円に引き上げた。
22/3期1Q 決算を経て業績予想を修正。市場の中国の設備投資への減速懸念は依然として強い印象であるという。実際日本工作機械工業会の受注統計の中国の月次は5月に電機・精密向けがピークとなり落ち着いてきていると指摘。一方、一般機械、自動車向けの投資は堅調であり、後者の好調を享受しているとみている。高水準の受注の継続が確認されれば評価が高まると予想している。
牧野フライス製作所<6135.T>が反発。SMBC日興証券では、中国受注は2Qも高水準が期待できると指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は5700円から6200円に引き上げた。
22/3期1Q 決算を経て業績予想を修正。市場の中国の設備投資への減速懸念は依然として強い印象であるという。実際日本工作機械工業会の受注統計の中国の月次は5月に電機・精密向けがピークとなり落ち着いてきていると指摘。一方、一般機械、自動車向けの投資は堅調であり、後者の好調を享受しているとみている。高水準の受注の継続が確認されれば評価が高まると予想している。
★10:26 トリケミカル-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 半導体製造用特殊ガスの需要は堅調
トリケミカル研究所<4369.T>が堅調。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、半導体製造用特殊ガスの需要は堅調と指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は4000円→4100円に引き上げた。
今後は中長期的な利益成長を織り込み更なる上昇を予想。業績予想を光ファイバーや半導体製造用特殊ガス(高誘電材料やメタル材料、エッチングや CVD工程で用いるガスなど)の需要動向を勘案し上方修正した。今上期実績は半導体製造用特殊ガスの需要が好調に推移し、期初計画比で上振れたことに加え、今後においても最先端及び成熟プロセスの半導体生産の増加に伴う成長が可能とみている。
トリケミカル研究所<4369.T>が堅調。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、半導体製造用特殊ガスの需要は堅調と指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は4000円→4100円に引き上げた。
今後は中長期的な利益成長を織り込み更なる上昇を予想。業績予想を光ファイバーや半導体製造用特殊ガス(高誘電材料やメタル材料、エッチングや CVD工程で用いるガスなど)の需要動向を勘案し上方修正した。今上期実績は半導体製造用特殊ガスの需要が好調に推移し、期初計画比で上振れたことに加え、今後においても最先端及び成熟プロセスの半導体生産の増加に伴う成長が可能とみている。
★10:28 神島化学工業-急騰 1Q営業益91%増 建材の高付加価値商品伸びる
神島化学工業<4026.T>が急騰。同社は10日、22.4期1Q(5-7月)の営業利益は6.4億円(前年同期比90.5%増)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は76.7%。
建材事業においてアルテザート(高意匠軒天井用素材)、アトラフィット(専用金具による施工方法)など高付加価値商品の販売が増加したことや、化成品事業においてサプリメント用途の酸化マグネシウム製品の販売量が堅調に推移したことなどが寄与した。
神島化学工業<4026.T>が急騰。同社は10日、22.4期1Q(5-7月)の営業利益は6.4億円(前年同期比90.5%増)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は76.7%。
建材事業においてアルテザート(高意匠軒天井用素材)、アトラフィット(専用金具による施工方法)など高付加価値商品の販売が増加したことや、化成品事業においてサプリメント用途の酸化マグネシウム製品の販売量が堅調に推移したことなどが寄与した。
★10:46 パンパシHD-もみ合い 8月度の既存店売上高4%減
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>がもみ合い。同社は10日、8月度の国内リテール事業における既存店売上高は前年同月比4.3%減だったと発表した。客数は同4.1%減、客単価は同0.2%低下した。
台風の上陸・接近や災害級の大雨の影響が週末やお盆休みと重なり、客数・売り上げの減少につながったことが響いた。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>がもみ合い。同社は10日、8月度の国内リテール事業における既存店売上高は前年同月比4.3%減だったと発表した。客数は同4.1%減、客単価は同0.2%低下した。
台風の上陸・接近や災害級の大雨の影響が週末やお盆休みと重なり、客数・売り上げの減少につながったことが響いた。
★10:46 DMG森精機-SMBC日興が目標株価引き上げ 来期統合後過去最高益へ、環境対応も評価
DMG森精機<6141.T>が堅調。SMBC日興証券では、来期統合後過去最高益へ、環境対応も評価。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2440円から2570円に引き上げた。
21/12期2Q決算を経て業績予想を修正した。21/12期2Q受注は前年同期比105%増の1170億円となったと指摘。コストコントロールも徹底し、利益率も改善してきているという。下期の受注も欧州にけん引され堅調と考え、受注残を抱えてスタートする22/12期は過去最高益を更新可能と考えている。自動化や環境対応への注力も製造業の構造変化なかで評価が高まると予想している。
DMG森精機<6141.T>が堅調。SMBC日興証券では、来期統合後過去最高益へ、環境対応も評価。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2440円から2570円に引き上げた。
21/12期2Q決算を経て業績予想を修正した。21/12期2Q受注は前年同期比105%増の1170億円となったと指摘。コストコントロールも徹底し、利益率も改善してきているという。下期の受注も欧州にけん引され堅調と考え、受注残を抱えてスタートする22/12期は過去最高益を更新可能と考えている。自動化や環境対応への注力も製造業の構造変化なかで評価が高まると予想している。
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