商船三井-反発 モーリシャスで波力発電事業化へと報じられる
商船三井<9104.T>が反発。17日付の日刊工業新聞は、同社が英国ボンボラウェイブパワー(ボンボラ)と共同で、モーリシャスにおける波力発電の実用化を検討すると報じた。
記事によれば、月内に調査を始め、当面は波力発電として10メガワット以下の規模で事業展開を想定するという。同社においては20年にモーリシャス沖で貨物船が座礁する事故が発生。社会貢献活動を実施しているが、同国の環境政策への貢献を目的に今回の取り組みを提案したようだ。
モーリシャスは2030年までに再生可能エネルギーの割合を35%~40%まで引き上げるロードマップを策定し、波力発電も将来の電源構成の一つと位置付けており、同社は今後、モーリシャスでの電力販売先や採算性試算を含めたビジネスモデルを探るほか、事業候補地の選定やインフラシステムの基本設計、事業化までのスケジュールなどを検討するとしている。
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