前場コメント No.6 ジェイリース、ソフトバンクG、ポート、Vコマース、積水ハウス、クスリのアオキ

2021/09/22(水) 11:30
★9:33  ジェイリース-大幅に4日続伸 京阪電鉄不動産と業務提携
 ジェイリース<7187.T>が大幅に4日続伸。同社は21日、京阪ホールディングス<9045.T>傘下の京阪電鉄不動産と業務提携したと発表した。

 今回の提携により、京阪電鉄不動産が取り扱う賃貸借物件を対象に家賃債務保証サービスを提供するという。「居室内事故発生時の補償」「収納代行サービス」などのサービスも併せて付帯し、賃貸借物件の付加価値向上、オーナーと入居者間の安心をサポートするとしている。

★9:47  ソフトバンクG-反発 ウーバーの収益改善期待で株価大幅上昇を好感
 ソフトバンクグループ<9984.T>が反発。21日の米国市場において、同社が株式を保有するウーバーテクノロジーズの株価が前日比12%高となる44ドル台まで上昇したことが材料視されているようだ。

 同日に2021年7-9月期の調整後EBITDA(利払い前・税引き前・償却前損益)などの業績予想を引き上げた。同10-12月については黒字化の見通しを示し、収益改善に期待した買いが入った。

 ウーバー社の業績改善見込みと株価上昇を受け、同社も買いが優勢となっている。

★9:48  ポート-急騰 タウンライフとリフォーム領域において業務提携
 ポート<7047.T>が急騰。同社は21日、完全子会社であるドアーズが、国内最大級の注文住宅・リフォームにおけるユーザーと事業者のマッチングサイトを運営するタウンライフ(東京都新宿区)と業務提携契約を締結すると発表した。

 リフォーム領域のサービス「外壁塗装の窓口」で連携し、相互送客を行うとしている。

★9:51  バリューコマース-東海東京が目標株価引き上げ MS事業回復とESC事業拡大見込む
 バリューコマース<2491.T>が反発。東海東京調査センターでは、マーケティングソリューションズ(MS)事業の回復と、Zホールディングス<4689.T>のオンラインモール成長に伴うECソリューションズ(ESC)事業の拡大を見込むとし、レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は4380円→5490円に引き上げた。

 東海東京では、22.12期業績を前年比13%増収、同14%営業増益、23.12期を同15%増収、同17%営業増益と予想。MS事業は、既存領域の回復継続と中小独立ドメイン事業者獲得による広告主数増加による成長を見込んでいる。ECS事業についても、2020年代前半にEC物販取り扱い高国内No.1をめざすZHDの取り組みが継続する中、利用ストア増加による業績拡大を予想している。

★9:56  積水ハウス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 国内外の戸建関連事業の好調が長期化
 積水ハウス<1928.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、国内外の戸建関連事業の好調長期化を予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2300円→2450円に引き上げた。

 営業利益予想は22/1期2200億円(従来2050億円)、23/1期2350億円(従来2200億円)に上方修正。主な変更点は以下の通り。(1)戸建住宅と分譲住宅は戸建住宅への引き合い好調を背景に受注予想を増額するとともに、23/1期以降は木材価格等の上昇分の価格転嫁が一部進むと予想し上方修正、(2)国際は特に米国のコミュニティ開発(宅地開発)、ウッドサイドホームズ(戸建分譲)の好調を踏まえ上方修正している。


★10:00  クスリのアオキ-SMBC日興が投資評価引き下げ 短中期的な収益性低下に懸念
 クスリのアオキホールディングス<3549.T>が急落。SMBC日興証券は、短中期的な収益性低下を懸念として、投資評価を「2」から「3」に引き下げ、目標株価を7600円→7400円に引き下げた。

 同社は従来から食品強化型であるが、新中計で改めてフード&ドラッグへコンセプト転換。一方で調剤強化も行っている。ディスカウント勝負になりやすい食品強化ではローコスト経営が必須のため同社も注力はしているが、人件費がかさむ調剤事業とはやや相反する側面があると、SMBC日興では指摘。新中計に鑑みるに中期的に営業利益率は従来比で低水準が継続すると考えている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,079.70 +117.90
TOPIX 2,677.45 +14.30
グロース250 659.87 +9.75
NYダウ 37,753.31 -45.66
ナスダック総合 15,683.37 -181.88
ドル/円 154.36 -0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ