住友化学-大幅安 未定だった上期最終益は800億円の黒字見込むも材料出尽くし

2021/10/01(金) 09:07
 住友化学<4005.T>が大幅安。同社は9月30日、未定としていた22.3期上期(4-9月)の連結純損益予想を800.0億円の黒字(前年同期は22.4億円の赤字)だったと発表した。  医薬品において、連結子会社である大日本住友製薬<4506.T>が大塚ホールディングス<4578.T>傘下の大塚製薬との間でライセンス契約を締結したことに伴い、契約一時金(約300億円)の収益計上を行う予定。加えて、石油化学において製品市況の上昇に伴い交易条件が改善し、情報電子化学や健康・農業関連事業では出荷が堅調に推移していることが寄与する。  株価は好業績を織り込んで上昇しており、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
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