TIS-9日ぶり反発 再エネ由来電気が有する環境価値の移転管理システム開発
TIS<3626.T>が9日ぶり反発。同社は7日に、自宅で発電した再生可能エネルギー(再エネ)由来の電気をEVに充電し、走る蓄電池として活用し蓄えた電気を別の建物に放電することにより、電気と共に環境価値を他者に移転するシステムを構築したと発表した。
また、このシステムを、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)終了に伴う太陽光発電(PV)の余剰電力およびその環境価値の新しい取引形態の創出を目的とした実証実験に提供したことも発表。
今回、同社が提供した環境価値の移転管理システムが、関西電力<9503.T>が参画する「再エネ由来電気をV2Xで環境価値とともに移管するしくみ」の検討を目的とした実証実験で使用された。同社は関西電力より支援依頼を受け、実験の核となるブロックチェーン技術を活用した環境価値移転管理システムの開発および提供を行ったとしている。
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