後場コメント No.3 ペルセウス、西鉄、いであ、ソフトバンクG、岩谷産、ロイヤルHD

2021/10/11(月) 15:02
★13:27  ペルセウス-反発 東京慈恵会医科大との共同研究テーマがAMED革新的がん医療実用化研究事業に採択
 ペルセウスプロテオミクス<4882.T>が反発。同社は11日、東京慈恵会医科大学生化学講座の山田幸司講師が研究代表者を務める研究テーマが、日本医療研究開発機構(AMED)の「革新的がん医療実用化研究事業」に採択されたと発表した。

 同研究は血中に存在するプロテインキナーゼCデルタに着目した研究であり、肝臓がん(肝がん)を早期発見する体外診断用医薬品の開発を目的としている。同社は血中プロテインキナーゼCデルタ測定の臨床的意義の検証、最終的にはバイオマーカーの実用化をめざして、東京慈恵会医科大学と共同研究を実施しており、採択を好感した買いが入っているようだ。

★13:32  西鉄-続伸 シェアリングサービスのサブスク「ちょいよか」提供開始
 西日本鉄道<9031.T>が続伸。同社は11日、シェアリングサービスの月額制サブスクリプション型サービス「ちょいよか」の提供を始めると発表した。

 このサービスでは、Nature Innovation Group(東京都渋谷区)など複数の企業と連携し、傘シェアリングサービス「アイカサ」、スマホ充電器シェアリングサービス「チャージスポット」などのサービスを提供するという。今後もサービス内容を順次拡大し、外出機会の創出や利便性向上などに努めるとしている。

★13:36  いであ-大幅高 マイクロRNAメチル化測定による早期がん診断技術開発への応用が期待できる技術に成功
 いであ<9768.T>が大幅高。同社は8日、大阪大学産業科学研究所の谷口正輝教授、鷲尾隆教授、大阪大学大学院医学系研究科の石井秀始特任教授らの研究グループが、1分子量子シークエンサーを用いて、膵がん、転移性大腸がんなどの難治性消化器がんのマーカーであるマイクロRNAにおいて、2種類の化学修飾されたメチル化塩基を直接同時検出することに成功したと発表した。

 同技術は、同社と石井秀始特任教授の研究グループが2019年に報告した、マイクロRNAのメチル化解析による難治性消化器がんの早期診断技術の開発(既報)への応用が期待されるとしている。

★13:50  ソフトバンクG-急騰 アリババグループ9%高を好感 日経平均を68円押し上げ
 ソフトバンクグループ<9984.T>が急騰。同社が株式を保有するアリババグループの株価が急騰していることが材料。

 11日の香港市場でアリババグループの株価は前日比9%超上昇する場面があった。後場に入り日経平均の上昇は一服感がみられるものの、同社株価はアリババグループが上げ幅を拡大するのにあわせて後場も上げ幅を広げ、13時45分時点で前日比5%超上昇。1銘柄で日経平均株価を68円押し上げている。

★13:50  岩谷産業-続伸 タイにヘリウムセンター新設
 岩谷産業<8088.T>が続伸。同社は8日、タイ・バンコクにヘリウムセンターを新設すると発表した。

 拡大する東南アジアの工業ガス市場において、ヘリウムを主体とした工業ガスの供給拠点を新設することで工業ガスビジネスの拡大を図るという。また、東南アジアで2拠点目のヘリウムセンターとなり、同地域での安定供給体制も強化するとしている。

★14:05  ロイヤルHD-もみ合い 9月度のロイヤルホスト既存店売上高15%減 天丼てんやは7%増
 ロイヤルホールディングス<8179.T>がもみ合い。同社は11日、9月度の売り上げ確定値を発表し、ロイヤルホストの既存店売上高は前年同月比15.0%減、来客数は同18.3%減、客単価は同4.1%上昇となった。天丼てんやの既存店売上高は同7.2%増、来客数は同7.4%増、客単価は同0.2%減だった。


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