〔Market Flash〕通信では株主還元が株価の支え~SMBC日興

2021/10/13(水) 10:39
【10:35】通信では株主還元が株価の支え~SMBC日興  SMBC日興証券では通信セクターについて考察している。通信キャリアでは、料金プラン値下げやサブブランド比率の上昇によって、モバイル通信収入が減少傾向にある。しかし、設備投資や販売費用の効率化、非通信分野への収益多様化などにより、増益傾向とキャッシュフロー成長が維持され、それに伴う配当成長などの株主還元が株価を支える要因にななると、SMBC日興では考えている。個別では、グループ戦略を強化して利益成長の持続を目指し、株主還元の強化も続けるNTT<9432.T>、中国リスクが過度に織り込まれていると考えられる一方、資産売却につながるIPOの増加が見込まれるソフトバンクグループ<9984.T>に注目している。 【9:50】ウエハー各社は逐次増産により需給堅調を維持すると予想~SBI  SBI証券では、シリコンウエハー動向についてリポートしている。SBIでは、300ミリウエハー需要は、20年の645万枚/月から24年には830万枚/月まで拡大すると予想している。4年間で185万枚/月の需要増加、年平均で46万枚/月の需要増加と計算されるが、これは主要3社で毎年15万枚/月程度の能力増強により吸収されると想定している。今後、ウエハーメーカーは、新しい建屋とユーティリティ設備を建設した上で、逐次増産に対応できるよう製造設備を導入し、順次生産を行うと予想。生産能力が単年度で大幅に拡大する可能性は低く、ウエハー各社の逐次増産による生産能力増強は需要拡大により吸収できると考えている。 【8:45】寄り前気配は栗田工、三和HD、ダイセキ、SBIが高い気配値  主力株の寄り前気配では、栗田工<6370>+13.45%、三和HD<5929>+7.72%、ダイセキ<9793>+7.55%、SBI<8473>+5.21%、ミスミG<9962>+4.75%、リンテック<7966>+4.37%、日油<4403>+4.28%、三浦工<6005>+3.87%、シマノ<7309>+3.62%、グリー<3632>+3.33%などが高い気配値。  一方、コスモス薬<3349>-9.30%、アドバンテ<6857>-7.52%、オークマ<6103>-6.74%、ABCマート<2670>-6.68%、邦ガス<9533>-6.36%、日本ペ<4612>-5.94%、ADEKA<4401>-5.58%、日医工<4541>-5.50%、キッコーマン<2801>-5.44%、ポーラオルH<4927>-4.75%などが安い気配値となっている。
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