前場コメント No.1 PHCHD、サイゼリヤ、吉野家HD、コシダカHD、TKP、ABCマート

2021/10/14(木) 11:35
★9:01  PHCHD-売り気配スタート/東証1部上場 寄り前2760円
 各種ヘルスケア機器・サービスの開発・製造・販売を行うPHCホールディングス<6523.T>はきょう、東京証券取引所の1部市場に上場した。公開価格3250円の売り気配で始まり、差し引き約364万株の売り越し。直前の寄り前気配は2760円前後だった。

 主幹事はSMBC日興、三菱UFJモルガン・スタンレー、野村、みずほ、BofA、ゴールドマン・サックス、JPモルガン証券で、公開株数は2540万1100株。医療機器メーカー。旧パナソニックヘルスケア(現PHC)の持ち株会社で、現在は米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の傘下にある。第2位株主の三井物産の持ち分法適用関連会社でもある。糖尿病関連が稼ぎ頭。

★9:01  サイゼリヤ-買い気配 今期最終益4.9倍見込む 前期は18億円の黒字
 サイゼリヤ<7581.T>が買い気配。同社は13日、22.8期通期の連結純利益予想を86.0億円(前期比4.9倍)だと発表した。

 2021年5月からの協力金合計65億円を営業外収益に見込んでいる。

 21.8期通期の連結純損益は17.7億円の黒字(前の期は34.5億円の赤字)だった。補助金収入など営業外収益64.0億を計上したことが寄与した。

★9:02  吉野家HD-買い気配 通期最終損益予想を上方修正 黒字幅拡大へ 上期は31億円の黒字
 吉野家ホールディングス<9861.T>が買い気配。同社は13日、22.2期通期の連結純損益予想を従来の20.0億円の黒字から47.0億円の黒字(前期は75.0億円の赤字)に上方修正すると発表した。

 コスト効率化や市場の回復による収益性改善により当初計画の利益を確保しつつ、助成金収入などの計上を見込むことから見通しを引き上げた。

 22.2期上期(3-8月)の連結純損益は31.3億円(前年同期は57.1億円の赤字)だった。営業時間短縮の影響により売り上げは減少したが、前期から取り組んだコスト効率化や、助成金収入などが寄与した。

★9:02  吉野家HD-買い気配 株主優待制度を変更
 吉野家ホールディングス<9861.T>が買い気配。同社は13日、株主優待制度を変更すると発表した。

 現行と比べ、サービス券の枚数を減らす代わりに1枚当たりの金額を引き上げる。100株~199株を保有している場合の合計額は現行から引き下がるが、200株~999株を保有している場合の合計額は現行から引き上がる。1000株以上は現行と同額。「自社商品詰め合わせセット」についても、配送コストを鑑みて保有株数200株以上が対象になるよう変更する。変更時期については、2022年2月末の基準日から適用する。

 なお、株価は同時に発表した今期業績見通しの引き上げなどを受け、買いが優勢となっている。

★9:03  コシダカHD-買い気配 今期営業損益27億円の黒字見込む 前期は76億円の赤字
 コシダカホールディングス<2157.T>が買い気配。同社は13日、22.8期通期の連結営業損益予想を27.0億円の黒字(前期は76.3億円の赤字)だと発表した。

 中断していた新規出店の再開、新しいエンターテイメントの開発提供を進めるとしている。

 21.8期通期の連結営業損益は76.3億円の赤字(前の期は11.5億円の黒字)だった。緊急事態宣言などの影響により、カラオケ事業のセグメント損失が65.9億円となったことが響いた。

★9:03  TKP-買い気配 上期営業赤字5億円に縮小 職域ワクチンセンターの開設など寄与
 ティーケーピー<3479.T>が買い気配。同社は13日、22.2期上期(3-8月)の連結営業損益が5.0億円の赤字(前年同期は20.1億円の赤字)だったと発表した。

 新型コロナワクチンの職域接種にあたり、「TKP職域ワクチンセンター」を開設するなど、コロナ禍における施策が進ちょくしたことから、赤字幅が縮小した。

★9:04  ABCマート-反落 通期売上高予想を下方修正 上期営業益は68%増
 エービーシー・マート<2670.T>が反落。同社は13日、連結売上高予想を従来の2597億円から2546億円(同15.6%減)に下方修正すると発表した。
 
 緊急事態宣言の長期化による上期の集客減や、韓国および台湾で変異株の拡大による外出規制の影響が続いていることから、通期の売上高見通しを引き下げた。一方、上半期の販管費の抑制が下半期においても継続できる想定とし、営業利益予想は据え置いた。

 22.2期上期(3-8月)の連結営業利益は143億円(前年同期比67.5%増)だった。スニーカーを中心としたスポーツシューズやカジュアルシューズの販売が引き続き好調で、レジャーやアウトドアでも使える商品需要が拡大傾向となった。

 なお、株価は売り上げ見通しの引き下げを嫌気した売りが優勢となっている。


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