後場コメント No.2 古野電、佐鳥電機、マネックスG、FLN、かんなん、アクサスHD

2021/10/15(金) 15:00
★12:56  古野電気-4日ぶり大幅反発 上期営業74%増 主力の舶用事業が好調
 古野電気<6814.T>が4日ぶり大幅反発。同社は14日、22.2期上期(3-8月)の連結営業利益は29.0億円(前年同期比74.0%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は72.5%。

 主力の舶用事業で北米のプレジャーボート向け機器が好調となった。欧州における商船向け機器の販売が前年よりも高い水準となったことや、日本で農林水産省の経営継続補助金の対象となる案件が引き続き売り上げに貢献したことも寄与した。

★13:05  佐鳥電機-大幅に3日続伸 通期営業益予想を上方修正 1Qは黒字転換
 佐鳥電機<7420.T>が大幅に3日続伸。同社は14日、22.5期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から14.5億円(前期比61.2%増)に上方修正すると発表した。

 デバイスソリューション事業において、車載向けおよびリモートワーク需要拡大による電子部品などの販売や、調達マネジメント事業の拡大が想定を上回る見込みとなったことから見通しを引き上げた。

 22.5期1Q(6-8月)の連結営業損益は5.1億円の黒字(前年同期は0.9の赤字)だった。

★13:22  マネックスG-大幅高 ソニー銀行と投資一任運用サービス開始
 マネックスグループ<8698.T>が大幅高。同社は15日10時、傘下のマネックス・マネジメントとソニーグループ<6758.T>のソニー銀行が、投資一任運用サービス「ON COMPASS+」の提供を始めると発表した。

 「ON COMPASS+」は、資産運用の目的や資産運用に関する意向に沿って顧客それぞれに最適な資産運用計画を提案し、金融工学に基づいたグローバル分散投資を低コストで提供するサービスだという。あわせて、ブロードマインド<7343.T>のアドバイザーがコンサルティングや運用開始後のサポートに利用する専用コンサルティング画面も提供するとしている。

★13:28  FLN-急落 今期最終益11%減見込む 前期は2倍
 フューチャーリンクネットワーク<9241.T>が急落。同社は14日、22.8期通期の純利益予想は7100万円(前期比10.9%減)と発表した。

 主力の地域情報流通事業においては、開発投資を行い「地域情報サイトまいぷれ」のデザインリニューアルや機能アップデートに注力することで、サービス価値向上とファンマッチングの最大化を追求し、平均単価の向上をめざすとしている。

 21.8期通期の純利益は7900万円(前の期比2倍)だった。地域情報流通事業において、「まいぷれ」の掲載料が順調に増加した。運営パートナーの新規開拓によって契約件数が伸びたことなども寄与した。

 なお、株価は前場にストップ安まで売られる場面もみられた。

★13:29  かんなん-大幅に4日続落 東証による信用取引の規制措置強化を嫌気
 かんなん丸<7585.T>が大幅に4日続落。東京証券取引所が15日から同社の信用取引に関して、信用取引による新規の売り付けおよび買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)と発表している。株価は規制措置強化を嫌気した売りが優勢となっている。

★13:46  アクサスHD-後場マイナス転換 今期営業益7%増見込む 前期は12%減
 アクサスホールディングス<3536.T>が後場マイナス転換。同社は15日13時30分、22.8期通期の連結営業利益予想は4.0億円(前期比6.8%増)、年間配当予想は2円(前期は3円)と発表した。

 新型コロナウイルス感染症への対策は継続するものの、正常化へ向けた経済活動の活性化や新型コロナウイルス感染拡大の影響によって急速に変化することが想定される消費活動領域に対応した、より積極的な事業活動に即した販売促進などの必要性が高まると見込んでいる。

 21.8期通期の連結営業利益は3.7億円(前の期比11.6%減)だった。主力の小売事業において、感染予防対策関連カテゴリーの販売特需が一巡したことによる反動減などが響いた。

 なお、前期の減益に比べて今期の業績回復が限定的となっていることもあり、株価は売りが優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 153.94 -0.70
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ