前場コメント No.7 日清紡HD、きずなHD、協和コンサ、ユーピーアール、ナガオカ、はせがわ

2021/10/18(月) 11:34
★9:58  日清紡HD-みずほが投資判断引き上げ 株価下落はアンダーシュートの公算大
 日清紡ホールディングス<3105.T>が大幅続伸。みずほ証券では、日経225構成銘柄からの除外に伴う株価下落はアンダーシュートの公算大と判断。投資評価は「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価は1000円から1050円に引き上げた。

 株価は日経225構成銘柄から除外が発表された9月6日終値から実際に構成銘柄が入れ替えられた10月1日終値へと111円下落、直近でも株価の戻りは鈍いと指摘。他方、21/12期上期決算において、無線・通信及びマイクロデバイスの収益が事前予想以上の回復を示した事等から、21/12期予想に基づくPERおよび配当利回りで各々9.6倍および3.46%に相当する現在の株価水準はアンダーシュートの公算大と判断している。無線・通信、マイクロデバイスおよびブレーキ(主力3部門)を中心とした業績回復基調は22/12期も継続と予想している。

★9:58  きずなHD-急落 1Q営業益2.4倍も進ちょく遅れを嫌気
 きずなホールディングス<7086.T>が急落。同社は15日、22.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は2.1億円(前年同期比2.4倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は20.9%。前期にオープンした直営15ホールや、M&Aを行った備前屋の売り上げなどが寄与した。

 なお、通期計画に対して進ちょくが遅れていることもあり、株価は売りが優勢となっている。

★10:01  協和コンサルタンツ-急騰 3Q累計営業益38%増 通期計画を超過
 協和コンサルタンツ<9647.T>が急騰。同社は15日、21.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益が5.9億円(前年同期比38.1%増)だったと発表した。通期の会社計画3.3億円を超過した。

 主力の建設コンサルタント事業が好調だったことが寄与した。

★10:06  ユーピーアール-急騰 今期営業益92%増見込む 前期は53%減
 ユーピーアール<7065.T>が急騰。同社は15日、22.8期通期の連結営業利益予想を10.2億円(前期比92%増)だと発表した。

 業界内パレットプールシステムの推進により輸送用パレットレンタルの拡大に向けて取り組むとしている。

 21.8期通期の連結営業営業利益は5.3億円(前の期比53.3%減)だった。保管用のレンタルパレットについて、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に伴う生産調整期間の延長、コンテナ不足による輸入貨物の減少などの要因により在庫量が回復せず需要が低迷した。

★10:14  ナガオカ-急騰 新中計を策定 24.6期売上高100億円めざす
 ナガオカ<6239.T>が急騰。同社は15日、22.6期から24.6期までの3カ年を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 業績目標として、24.6期に連結売上高100億円、同純利益10億円をめざすとしている。

★10:23  はせがわ-急騰 上期営業益予想を上方修正 通期は据え置き
 はせがわ<8230.T>が急騰。同社は15日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の4.0億円から7.0億円(前年同期比2.2倍)に引き上げると発表した。

 仏壇仏具事業・墓石事業が堅調に推移し、加えて、オンラインショップを初めとするその他事業が好調に推移したことから、前回予想を上回る見通し。なお、通期予想は据え置いた。


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